高尾山の山頂からは12月の冬至の前後に富士山の山頂に太陽が沈むダイヤモンド富士を見ることができる。
その時期に合わせてケーブルカーも終電の時間が延長される。
5年前初めて高尾山に登り、ダイヤモンド富士を撮影した。
12月25日、5年ぶりに高尾山を訪れた。
すでに紅葉も終わり、平日の午後とあって高尾山のケーブルカーの駅前も人の姿は思ったより少なかった。
駅前でそばを食べて、山頂を目指す。
今回はリフトに乗ってみた。リフトの利用者も少ない。
約12分で山上駅に。
ここからは途中景色を眺めながら、途中薬王院に参拝しながら約1時間で山頂に到着。
やはり山頂も人は少ない。
ダイヤモンド富士の時間まではまだ2時間弱ある。
標高599m。
ここから正面に富士山が見える。
富士山を中心に丹沢の峰々から奥多摩、遠くは南アルプスまで展望できる。
ここから富士山の山頂までは約55km。
天気は申し分ないようだ。
ダイヤモンド富士の時間が近づくと人も増えてきた。
16時15分ごろ、太陽が富士山の山頂にかかり始めた。
今回は富士山をアップにした構図ではなく、前の景色も入れてみた。
約3分のダイヤモンド富士のショータイムが終わった。
この後にまだ楽しみがある。
富士山のシルエットとマジックアワーである。
しばらくそのまま残った。
ケーブルカーの下りの時間延長は昨日で終了していたので、この日は徒歩で下山を覚悟した。
富士山右下の灯かりは相模湖リゾートのイルミネーション。
日本一人気の高尾山から日本一標高の高い富士山に沈むダイヤモンド富士を眺め、その後富士山の美しいシルエットをたっぷり堪能し、あたりはすっかり暗くなった。
ヘッドランプで足元を照らしながら下山した。
途中都心の夜景も眺め、
京王線の高尾山口駅に到着した。下山は約1時間であった。
駅前の高尾山温泉に入って帰った。