今週末も外出自粛の東京。

近所から日没後の空を眺めた。

4月4日の春の宵の東京の空は自粛には関係なく明るい。そして満月4日前の月も明るく浮かんでいる。

その中でひときわ明るく目を引くのは金星。

日没後の西の空高くに一番星として輝き始め、マイナス4.4等の明るさで光を放っている。

 

世田谷区から西の空を眺める。

 

今この金星とプレアデス星団(すばる)が接近している。

そしてこの日4日が最も接近する日であった。

残念ながら東京では肉眼でプレアデス星団を観測するのは困難である。

写真で撮影するとその姿が映る。

 

さらに拡大してみる。

 

 

これから少しずつ離れていくが、金星はこれからまだ明るさを増し、28日に最も明るくなりマイナス4.5等になるという。

 

さてこの日もう一つの天体ショーは、国際宇宙ステーション(ISS)が日没後の空を通過していくというもの。

19時30分過ぎ北の空を昇っていく様子を見ることができた。

北極星のすぐ上を通過して行きその後途中で光が消えた。

その様子を光跡として撮影。

 

国際宇宙ステーションの日本の実験棟は「きぼう」という。

新型コロナウイルスはまだ視界不良だが、早く収まるように希望を持つしかない。