先日3月1日新宿御苑に行った。

この日は東京の最高気温は18度と4月上旬並みの気温であった。

2月から3月へ、冬から春になったばかりのこの日はぽかぽか陽気になった。

コロナウイルスの影響はと思って出かけたが、新宿御苑には以外にも多くの人が訪れていた。

親子連れも多く、外国人の姿も多かったがほとんど欧米系で、やはり中国の人の姿は圧倒的に少なかった。

 

新宿御苑の花も冬の花から春の花へと移り変わる頃である。

新宿門を入ってすぐに大きなハクモクレンの木があり、ちょうどハクモクレンが見ごろを迎えるころであった。

 

 

園内をゆっくり歩いてみた。

梅の花はすでに見ごろを過ぎようとしていた。

 

新宿御苑は桜の名所でもある。

65種類、約1000本の桜があり、早咲きの桜からソメイヨシノ、そして遅咲きの桜まで長い期間桜の花を楽しむことができる。

今早咲きの桜が見ごろを迎えていた。

 

寒桜があちこちで見ることができた。

 

 

 

 

 

中の池のほとりにある修善寺桜は多くの人だかりができていた。

 

 

 

 

 

 

寒緋桜。釣り鐘状の濃いピンクの花が特徴。

この寒緋桜も例年よりだいぶ早い開花のようである。

 

 

早咲きの桜の代表格、河津桜。すでに見ごろを過ぎたようである。

 

公園の関係者の方に尋ねたら、今年は花の開花が例年よりかなり早く進んでいるといわれた。

 

そこで気になるのはソメイヨシノの開花時期だ。

新宿御苑の3月1日のソメイヨシノはまだ硬い蕾の状態。

 

今年の予想は軒並み早い。

東京は3月15日ごろといわれている。

これも平年より10日以上早い。

 

ハクモクレンの花が咲いて10日後ぐらいでソメイヨシノが咲くといわれる。

新宿御苑の花の開花状況を見て改めてその早さを実感した。

 

ひょっとしたら、来週中にも開花宣言が聞かれるかも。

これは記録的というか歴史的な早さだ。

 

さて、lここ新宿御苑はあの「桜を見る会」の会場である。

今年は中止になったが、毎年4月中旬に開催され、そのころは遅咲きの桜が見られる。

 

この日はさながら個人的な早咲きの桜を見る会を堪能した。