昨日も一日桜を眺める旅となった。
最初に行ったのは埼玉県行田市にあるさきたま古墳公園。
今回桜を見るにあたり、咲き誇る桜の群生を見るのもいいが、ポツンと一本の桜の木がある風景もいいのではと思い「丘の上にある一本桜」といった言葉で検索していたら、このさきたま古墳公園の桜に行き当たった。
それを夜中に撮影したいと思った。
できれば満月の月明かりに照らされる桜をと思ったが、あいにくこの日は新月に近い日で月明かりはない。
それでは、星空をバックに撮影しようと思った。
都心から離れているのできれいに星空が見えると思った。

夜中に東京から車で向かった。
さきたま古墳公園は全く初めてでどんな公園なのかもわからない。
真っ暗な中、とりあえず丸墓山古墳を目指した。
暗闇に古墳のような丘がありその頂上に桜の木と思える木があった。
ここで撮影することにした。

東京よりは星はきれいに見えるが、それでも街明かりはある。
その丸墓山古墳と星空を撮影した。
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この写真を撮影していた時、中心の北極星のすぐ近くに流れ星が現れた。
ゆっくりと流れる流れ星であったが、写真にもはっきり写っていた。
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とても寒かった。いったん撮影は中断して、夜明けまで車で待機した。
そして夜が明け始めたころ再びその場所に向かった。
桜はまだ満開ではなかった。
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日の出前の丸墓山古墳と桜。
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この丸墓山古墳は直径が105メートル、高さが19メートルで円墳としては日本最大という。

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頂上に行ってみた。
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ちょうど日の出の時刻となった。
はるかに筑波山のシルエットが浮かび、その横から太陽が昇って来た。
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反対側に目をやると富士山がうっすらと見えた。
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朝日に照らされる桜。
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この桜は圧巻の桜というわけではないが、私が求めていたのどかな風景を感じさせる桜であった。

この後、幸手市の幸手権現堂の桜に向かった。