昨日信州中央アルプスにある千畳敷カールに行った。
千畳敷カールは紅葉の名所としても有名で、本州で一番早く紅葉を迎えるといわれる。
千畳敷カールへはバスとロープウェイを乗り継いでいく。
菅の台バスセンターに到着したのは夜中の2時半ごろであった。すでに多くの車が駐車していた。
ここでバスに乗り換えてロープウェイ乗り場まで行く。
バスの始発は6時15分、切符販売は5時45分からという。
しかし5時ごろになるとどんどん人がやって来る。駐車場も満車に近くなっていく。
すでに切符を求める列や、バスに乗る列が出てきた。
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切符も早めに販売が始まり、バスも臨時便が出て早めに出発することができた。
早めに来てよかった。
土日、祝日などは数時間待ちもあるという。

しらび平までバスで行き、そこからロープウェイで標高2612メートルの千畳敷駅まで標高差950メートルを約7分で一気に上って行く。
スムーズに乗り継ぎが出来7時前に着いた。
天気は雲一つない快晴。朝は気温が低く冬の服装。
そして目の前に絶景が広がっていた。
実は一年前の夏にも来たのであるが、その時は山頂は雲に覆われて全体を見ることができなかった。
さて、紅葉であるが今年はあまり良くないようである。
千畳敷カールの紅葉といえばここの麓の駒ヶ根に工場がある養命酒のテレビコマーシャルに出てくる千畳敷の美しい紅葉が目に焼き付いていた。
しかし今年は9月の雨のせいで葉っぱが色付く前に枯れてしまったようである。
ある人が去年の紅葉はは美しかったようで、去年を100としたら今年は20と言っていた。
確かに鮮やかな赤や黄色は少なく、全体的に茶色がかっていた。
それでもはじめてみる大迫力の絶景を楽しんだ。
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ほとんどの人はここから登山をする。宝剣岳や駒ヶ岳を目指す。
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昨夜は冷え込んだようで池には氷が張っていた。
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宝剣岳山頂。
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うしろを振り向けば、駒ヶ根市街とその向こうに南アルプスの山脈がくっきりと見えた。その向こうに富士山の山頂部分が覗いている。
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千畳敷駅から下を望めば、紅葉がだんだん下っていることがわかる。
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2時間ばかり千畳敷周辺を散策して、千畳敷を後にした。
この日はロープウェイが通常30分間隔で運行するところ9分間隔で運行された。
まだ上りは多くの人が乗って来ていた。
朝早い時間ははまだ下りは人が少なかった。
午後になるとまた数時間待ちにもなるという。
上る時は満員で景色を見ることもできなかったが、帰りはゆっくり景色を見ることができた。
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菅の台バスセンターに到着したのは10時であった。
まだ時間も早いので、ここから上高地に向かうことにした。