国営アルプスあづみの公園の田園文化ゾーンではチューリップの花を堪能し、里山文化ゾーンへと向かった。
ここは棚田一面に菜の花が咲いていた。
500万本の菜の花はちょうど見頃であった。
一面の菜の花畑の向こうには安曇野の街が広がる。
まさに田園風景であった。
水車小屋と道祖神のある風景。
この原風景ともいえるここ安曇野はNHKの朝ドラ「おひさま」の舞台ともなったところである。
菜の花畑の中をしばし散策した。
眼下に安曇野の町が広がる。
八ヶ岳、蓼科山、霧ヶ峰、美ヶ原方面を望む。
また、南アルプスの峰も遠くにかすかに見える。
これは右が仙丈ケ岳、その左に北岳ということであった。
耳を澄ますと、ミツバチの羽ばたく音が聞こえる。
無数のミツバチが菜の花の蜜を吸っていた。
ここにも安曇野の春を感じることが出来た。