東京の桜、ソメイヨシノの開花が発表されたのが3月21日。満開になったのが4月2日であった。
近所の桜を見ていて、その発表と現実とのかい離を特に今年は感じている。
週明けの陽気でやっと花の開花も一気に進んでいるが、まだ満開には今一歩と言うところ。

昨夜、東京の桜の有数の名所でもある目黒川沿いを歩いてみた。
ここを訪れたのは初めてである。
特にライトアップされた桜が美しいことで知られる。
一度は行ってみたいと思っていた。

池尻大橋駅から中目黒駅に向かって、目黒川を下る形で歩いた。
ここから目黒川の両側にはぼんぼりの灯りと、ライトアップに照らされた桜が続く。
池尻大橋付近はそんなに人も多くはなかった。
写真で見ていた光景が広がる。
橋の上は絶好の撮影ポイントである。
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桜の花はまだ満開前で、木にもよるが、全体では7~8分咲きといったところであろうか。一両日中には満開を迎えそうである。

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中目黒に近づくにしたがって、人も増えてきた。
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中目黒駅周辺が最も混雑していた。そしてここは青葉台、代官山にも近く高級住宅街、おしゃれな街にも近いのだ。
若い人が多く、外国人観光客の姿も多く見られた。
そして川沿いにはおしゃれな店も多く並んでいた。
出店も縁日の露店といったものではなく、若者向きの店が多い。
そしてここの花見は、シートを敷いて宴会というのではなく、手に食べ物と飲み物を持ちながら川沿いの桜並木をそぞろ歩くスタイルである。

空を見上げると、上弦の月が桜の向こうに明るく浮かんでいた。
朧に霞む月であった。
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池尻大橋から歩き始めたのが夜8時過ぎ、桜を眺め撮影しながら中目黒駅に着いたら夜10時になっていた。

やはり、東京でも全国的にもトップになるぐらいの桜の名所だけあり、魅力あふれる風景であった。