東京の桜の開花が発表されたのが、3月21日であった。
平年より5日早く、昨年と同じという。
その日は雨模様で気温も前日までの陽気はと打って変わり寒い一日であった。

今年の東京の桜の開花予想は大体3月24日前後であった。
それが21日とは早すぎるのではないかと思ったほどである。

東京が全国で一番で、その後から次々に桜の開花の知らせが届くと思いきや、今日やっと二番目に福岡で開花した。

20日までは気温の高い日が続いたので一気に開花かと思ったが、21日以降は気温の低い日が続いていた。

今日の午前中近所の桜を見に行ってみた。
ここ数日間毎日のように眺めているのであるが、開花まであと一歩のところで足踏みしているようである。

今日もまだ開花が見られたのは全体で数輪で、これはまだ開花とは言えない状態。
今日も陽ざしはあったが風は冷たかった。

待ちきれなく開いた花。
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多くはまだ蕾。なかに開花寸前まで行ったところでストップをかけられているように感じられるものも。
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日本大学文理学部の前には桜並木がある。4月1日、2日には地元の桜まつりが開催される。
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そこにある数本の桜は開花が進んでいた。しかし多くはまだ蕾。
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古い木が多く、木の幹から花が咲き出ているものも。
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一週間後には満開になっているかどうか微妙なところ。
東京の桜の開花宣言は早々と出されたが、全体の開花は遅れているようだ。
早咲きのしだれ桜も遅れ気味のよう。
有名な六義園のしだれ桜も見ごろはまだのようで、ライトアップの期間が4月2日までであったのが6日まで延長された。

満開が待ち遠しく、桜に一喜一憂する人間様であるが、こうしたつぼみの桜の中に一輪の咲いた花や開花直前のつぼみをゆっくり見ることもまた趣があるように思う。
満開になれば、花の一つ一つをじっくり眺めることも無くなる。