今朝は三時半に起床した。
ゴルフの仕事でもこんなに早く起きることはない。

目的は夜明け前の空を眺めることであった。

日の出の約一時間半前。
東の空。空はまだ暗い。
そこには有明の月が輝いていた。
月齢25.6。
満月から12日目、新月の4日前の細い月。
そのすぐ近くに明けの明星がひときわ明るく輝いていた。
金星の明るさはマイナス4.5等。
今朝、有明の細い月と明けの明星が大接近している姿を見ることが出来た。

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月と金星、その左下には火星と木星が縦に並んでいる姿。
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空が白み始める。
そんな中でも月と金星は明るく輝いている。
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枕草子では
「月は 有明の、東の山ぎはにほそく出づるほど、いとあはれなり。」と
有明の細い月を讃えている。

今朝はまさに
有明の細く出づる月の間近に 明けの明星の輝きたる いとあわれなり
であった。