五感で季節を感じることが出来るのが秋。
見て、聴いて、味わって、肌で感じて、そして香りで。
特に匂いで感じることが出来るのが秋の特徴でもある。
その代表がキンモクセイの香。

数日前から街中で甘い香りが漂うようになった。
キンモクセイである。
キンモクセイはこの時期花を咲かせて、その花は独得の香りを放つ。

その開花時期は年によりばらつきがあることに気付いた。
私は近年キンモクセイの香を感じた日を手帳にメモしている。
昨年は9月29日に記してあった。
その前の年は10月上旬。
今年は最近では早い開花時期である。
この差は何によるものであろうか。
気温であれば今年は残暑が短かったように思う。
日照時間も少なかった。雨も多かった。
興味あることだ。

ところで嗅覚は五感の中で最も記憶に残るものらしい。
そういえば子供のころの匂いが今でも記憶に残っているものがある。
しかし匂いはそれを表現するのが難しいのが難点。

しばらくキンモクセイの香を満喫したい。

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