「昔なつかしい味」とは私にとっては主に子供のころに味わった味となる。
今回取り上げるのは即席カップめん「金ちゃんヌードル」。
これもその一つである。

即席カップめんの代表といえば「カップヌードル」。
1971年の発売。

その頃もう一つ「金ちゃんヌードル」というのがあり、私にはこの方が懐かしく印象に残っている。

「金ちゃんヌードル」は徳島にある徳島製粉の商品。
「カップヌードル」は今もどこの店にも置かれているが、「金ちゃんヌードル」は東京ではほとんど見かけない。
徳島製粉によると主に西日本で販売されているらしい。
こうした地域限定の商品はよくあり、西日本出身の私には東京では見かけない商品がよくある。
そしてそれを見つけた時は、子供のようになぜか感動し、つい買ってしまうのである。

昨年静岡の伊東に宿泊した際、大型スーパーで「金ちゃんヌードル」を見かけ懐かしく味わった。
静岡県でも販売されているらしい。
以来伊東に宿泊した際は私の夜食にしている。

先日近所のドラッグストアでこの「金ちゃんヌードル」が発売されていた。
早速買ったのであるが、店の人に伺うと、最近販売することになったのこと。
若い店員さんで、試食したそうであるが、初めて食べたとのこと。
それだけ東京では珍しいのである。

「金ちゃんヌードル」はその容器がプラスチック。
昔のままである。
味は素朴であっさりした醤油味。
麺は少し太めで、もっちり。
具はカップヌードルとよく似ている。エビ、シイタケが入っているのが特徴。

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幾多のカップめんが発売されているが、こうした昔ながらの商品が消えることないことを願う。

今はとりあえず近所でいつでも買うことが出来るようになったが、これもたまに懐かしい味として色々な思いをおこしながら味わいたいと思う。