東京の梅の名所といえば青梅や湯島天神が思い浮かぶが、湯島天神は昨年訪ねた。
青梅の梅林は病気の影響で昨年ほとんどが伐採された。
近所にも有名な梅の名所があった。
世田谷区の羽根木公園内にある梅林。
今朝そこを訪ねた。
自宅から自転車で10分あまり、こんな近くに梅の名所があったとは。
小田急線梅ヶ丘駅のすぐ近くにある。
いま「せたがや梅まつり」が行われていて、週末には様々な催し物がある。
羽根木公園の梅林は、昭和42年に初めて梅の木が植えられ、今では紅梅、白梅合わせてやく650本の梅の木がある。品種も60種以上という。
湯島天神の梅林が約300本であるから、かなりの規模と言える。
まだ人が訪れ始める前に来て、訪れ始めるころに帰った。
広い敷地の中にゆったりと梅の木があるといった感じである。
まだ蕾のものもあるが、種類によって咲く時期も異なるので、梅の花は長く楽しむことが出来る。
しばらく見頃が続きそうである。
今日撮影したものである。
立春を過ぎ暦の上では春とはいえまだ風が冷たい。
「春のおとずれ」はまだ実感できないが、確実に「春の予感」を感じさせてくれる光景であった。
やはり 梅一輪 一輪ほどの 暖かさ である。