冬休みが終わって、小中学校では書き初め大会が行われた頃だろうか。


今は大会って言わないのかな?


金賞とか、銀賞とか、ランク付けするようなことはないのかも。


書き初め、好きですか?


私は大嫌いだった。


母親にあーだこーだダメ出しされ、

何回も書き直しを命じられ、

どうしたら練習が終了できるのか、

親の合格ポイントばっかり気にしていた。


何のために書いてるのか

母親の満足のため。



だから、正月に甥っ子の書き初めを見る時は

とにかくほめる

丸レッド力強い

丸レッド生命力がある

丸レッドこのハネ、カッコいい!


そして、集中力が切れない短時間で

練習は終わらせる。


子どもが書く字は

大人には出せないエネルギーに満ちている。


少し手直しして形良くすると

上手にはなるが

段々とエネルギーが小さくなるのが

もったいない。


最初の字が大きすぎて

最後の字を書くスペースが

足りなくなってしまうような自由さが

大好きだ。


今の自分には絶対そんなふうに書けないから。

うらやましいと思う。