あの人の同僚のMさん。

わたしのお姉ちゃんみたいなMさん。


『どうしたの?そんなにため息つくあなた見たことない。』


…わたし、ため息ついてた?
忙しい仕事。


家に帰れず。

家族や愛する人に会えず。

どのくらい辛い?

どのくらい寂しい?

どんな楽しさ見いだしてる?


寂しさから誰かに寄り添うようになり、

寂しさから嘘をつくようになり、

そのうちそれが『普通』になり、

今のあの人が出来上がった。


どれだけ寂しいかわからないからわたしはただ横で微笑み続けるよ。


それで癒やされるなら。


寂しさの相手をこれ以上増やさないなら。


ずっと近くにいるから。

寂しくなったら。


振り向いてね。



…なんて言うと。


バカな人だよね。


恋は人を狂わせるなら。


わたしはあなたにだけ狂ってみたい。
期待しちゃだめだって。

自分で決めたでしょ。


それが好きでいる条件。


でも。


ちょっと浮かれてたかもね、最近。


ため息ばっかり。