だったのかとたまに思う。


あの人の声も笑顔も匂いも感触も過ごした時間もあの人へのわたしの想いさえも…


全て夢だったんじゃないかと錯覚する。



信じるふりをすることに疲れたのかな。



あの人の存在が本当に夢だったらいいのに。




…半分嘘。




わたしの本当の願いはあの人を忘れることじゃない。
あの人の横にいること。

あの人の住む国に行きあの人が暮らす家で呼吸をすること。



でもきっと叶わない願い。
だから夢であったらいいのに…