届け、貴方へのエール!(加筆一)
                    弦之介

 人生は誰しも突然、生きてく上で耐えようもない辛い事が起こり得る。今まで仲の良かった仲間から、釈然としない理不尽な目に会うことも有るだろう。愛する人との不意な辛い別れ、また霹靂たる裏切り‥‥これ程熟成したネット社会である、謂れなき執拗な誹謗中傷に苛まれる事も有るだろう。でも‥‥他人を羨みそして自分を蔑み、いつまでも自分の心を傷付けるのはどうか止めて下さい。その場所にいるのが嫌なら移動すれば良いし、別に逃げ出しても良いんだよ、全然。だから泣くだけ泣いたら顔を上げて‥‥どうか自死する道を選ばないで下さい、それだけは辞めて下さい。この日本にもこの地球にも貴方はどうしても必要な人なのです。
(スキルも器量もお金も無い、こんな私の何が必要なのか?)奈落への絶壁ギリギリ隅に立ち、あなたはまだそう訊ねるのでしょうか?それは、貴方は貴方でしか無いからです。敢えてもう一度云います。他の誰でもない貴方は貴方でしか無いのです。この世に産まれて来てくれた、ただそれだけで素晴らしいのです。それに死する程に悩み苦しむのは貴方の魂がとても清らかで尊いからそう想うのではないですか?違いますかね?
 そしてアルフレッド・アドラーも言ってるように‥‥
―ほかの人の自分に対する評価は、その人の個人的な意見であり、自分の評価そのものには、関係しない―
―陰口を言われても嫌われても、あなたが気にすることはない。相手があなたをどう感じるかは相手の課題なのだから―

 ‥‥貴方は人生のキャンパスを描ききっていないし、エンドロールは流れていません‥‥