また木々にとって、なぜ紅葉が必要なのか、その本質的理由が明らかにされていません。 諸説ある中で「活性酸素を取り込まないようにする」というのが有力なようです。 一般的紅葉樹木は落葉する前、葉のなかの有効成分を全て回収しようとします。 ただ、その中に葉緑体を分解する過程で生じた活性酸素が多いと、樹木本体に悪影響を与えます。 そこで、活性酸素の発生を抑えるアントシアニンを分泌し、必要なものだけを吸収するとの事ですが、どうも説得力が無いように思われます。‥‥この落葉自体に小生は以前からいつも思ってました。樹木は葉は落としても幹は残り翌年にまた鬱蒼とした若葉をつける。如何なる人も何れ肉体は滅び亡くなる、然し魂は残りまた何時かは転生を施す‥‥ワンネスなのです。

     ※仮説としての話※

 マイナスイオンでの静かなる森、森林浴、そして静まり返る森林‥‥これって本当なのでしょうか?
 一般的に人に聞こえる周波数の範囲(可聴域)は、低い音で20Hzから高い音で20kHzくらいまでの間。 こうした人に聞こえる音を「可聴音」と呼び、人の耳に聞こえないほどの低い音を「超低周音波」高い音を「超音波」と呼びます。人類が聴き取れない例えば10Hzとか30kHzで草花や樹木、茸がお互いにコミュニケーションを取り合っていたとしたならば‥‥  もしも聞き取れたら実際にはそれは都会並みの騒音か野外の音楽フェス状態です。と、ここまで小生の推察でしたが‥‥大体に於いて茸キノコの文字自体が草冠に耳なのですからね(笑)日本語は凄いと思いませんか?
とコレを書いていたら最近のNHKの「超進化論」という放送で森の中では虫の攻撃を受けると即座に毒を出すと共に10種類以上の物質を発して同種の植物に限らず「攻撃されてる、食べられている」と回り中にメッセージを発し、それを受診した他の木は防衛反応を取りだす。とあった。そして周りの植物や昆虫に近くに敵がいると教える。例えばニラの葉に羽虫が卵を産み付けると「羽虫に卵を産み付けられた」とその天敵の寄生バチを呼び寄せる。赤松はマツハバチの幼虫に食べられると、それを好物なシジュウカラを呼ぶと言う。恐ろしい位に不思議ではありませんか? 何故同種に限らなくてもそれを判るのか‥‥土壌の中では根の先の何十メートルもの菌糸が互いに繋がっているのです。森はこの人間界とは違い共生すべくネットワークしているからです。

 2023年12月16日付 日本経済新聞より抜粋
『 静かに生きているように見える植物やキノコなどの菌類が、実は超音波や電気信号などの「声」を出していることが分かってきた。複数のフレーズを繰り返すという報告もあり「会話」のようなやりとりをしているのではないかと興味は広がる。植物が何を訴えているのかが分かれば、開花時期の調整など農業の精密化に役立つかもしれない。』‥‥と、小生の思い描いた通りで正直コレには驚きました。