またアオムシに葉を食べられると、防衛反応として植物は他の葉をこれ以上食べられたく無いので先程のアカシアの様に瞬時に毒を出します。これは実験の映像で証明されてます。が、その食べられている音を普通の健体の食べられてない植物に聴かせると、直ぐに同じ防衛反応をします。これは何故なのか?耳も器官も無い筈なのに、Why?

 また日本を代表する川辺りに多いサクラ並木‥‥何故一斉に桜花爛漫し、また何故一斉に潔く散りゆくのか?桜だけではなくイチョウ並木の落葉も然りです。

 ソメイヨシノが開花予想する気象条件には、「600度の法則」と「400度の法則」というものがあるのをご存じですか? 「600度の法則」とは、2月1日から毎日の最高気温を足して累積600度になる頃に開花するというもの。一方、「400度の法則」とは、同じく2月1日から毎日の平均気温を足して累積400度になる頃に開花するというものです。色々調べるとより精度の高い「420度の法則」も色々精査したら有りましたが‥‥ともかく何れにせよ桜自体がそれらの計算値の累積を何処かに記憶をしているのは間違い無いのです。
 あのYKKさんがアトランタ州時代からの懇意にしてたカーター元大統領との縁でアメリカに贈呈したその桜の樹木みたいに、またこの人間界にも時折居る偏屈者で変わり者の如く2月に咲いたと思えば9月にもそれは咲くと言います。困った米国人は日本の庭師に4月に開花させたい旨を相談したら、その頃同地に咲く花を尋ね、すみれ草と聞き、すみれ草を桜の周りに植えた。
 『そんな事で桜が4月に咲くんですか?』かなりの不満顔で庭師に尋ねた。
 『桜の樹木は周りちゃんと観てるから本来は日本みたいに沢山植えないとカウントがずれるんだよね‥‥だから足元ですみれ草が咲いたらちゃんとそれ見ててあっ、自分も咲かないと、になる筈よ‥‥』と、見事に翌年からちゃんと4月に咲いてるそうだ。一体目もないのにどこで視ていると云うのか?