※トーキングプラントの世界※

 マメ科のオジギソウ(眠り草)‥‥手をかざすと葉を閉じ下に垂れる植物ですが、幼少期に遊びませんでしたか?閉じた葉は暫くするとちゃんと開きます。先端を触ってもその葉が順に閉じますが、しかし筋肉も無いのに何故閉じたり開いたりするのでしょうか? 2023年のつい最近になってからカルシウムの伝達が各々の葉の根元で受信する事で開閉する事を開始すると、そこまでは最新の映像で解明されましたが、カルシウムの信号を受けた後、どの様にして運動が行われ開閉するのか、その実際の仕組み等はまだ依然として不明でなの事が多い。が、そこらの解明は次世代に任せるとして‥‥

 それよりもオジギソウに何度もそれを試していると、そのうちに閉じなくなると言う事を、知ってますか‥‥そしてそれは何故でしょうか? 閉じることにもエネルギーが必要なので疲れたから、と言う説も以前はありましたが。ラマルク&デフォンテーヌの実験により実際は危害が無いと安心したら、それを無視をする、しなくなる‥‥と云う事です。それは刺激の安全性を判別していると云うこと、つまり、出来事の安全性を彼らは学び記憶し、且つ学習していることが明らかになりました。仮にも本当なら脳も存在しないのにどこにその情報が‥‥一体どういう事でしょうか?しかもその事を最長40日も記憶して覚えていると! どこにそれを留めているのか‥‥意識の存在も含め不思議な事です。で、もう一つの衝撃的な事実を

 一旦少し離れた話題になりますが現在の医学に於いて必須不可欠な″麻酔″‥‥オペ術後、全身麻酔の場合数十分から1時間程で意識が戻ります。例えばジエチルエーテルガスなどにより中枢神経系に薬物を作用させ知覚の喪失、意識の喪失・健忘等を施すのですが実は今現在もその本質的な麻酔のメカニズムは分かっていません。その良く判らないモノが今も当たり前に使用されてる事実も不気味なのですが‥‥

 先程のオジギソウにその麻酔ガスを浴びせると‥‥実は一切動かなくなります。そしてある時間経過後には普通に戻ります、反応し開閉しだすのです。小生はその動画も観て確認しました。そしてこれはオジギソウだけに限りません、ハエトリグサもアフリカナガバノモウセンゴケも同様です。脳も器官も無い植物が何故?現在の学会に於いてかなりホットな話題となってます。