ドアで挟んだ指先の痛みで冴えない
しげシェフが朝から絶品の焼きめしを作ってくれたのに 撮るのを忘れていた
ウラギンシジミが前日の雨宿りの礼を言いに来た
2泊 しかも貸切状態だったので 去るのはかなり名残惜しい
棚田の里山に別れを告げる
直己さんは この兵庫県城崎郡で生まれ育った
しげさんは本当に直己さんを敬愛しているようだった
館に入るとまずミニシアターで20分ほどのショートムービーを見る
シアター内は暗いので 目を潤ませていることを悟られずにすんだ
展示ブースにもディスプレイが置かれていて セスナからマッキンリーを写した映像が流れつづけた
前半は直己さんとの交信音声も流れるが 後半は彼を探すパイロットの祈りの声だけが延々と続く
冷房が効いているのに汗を拭くふりをして涙を拭った
肺気腫で3000mの空気が薄く感じるようになり
感染すると重症化リスクが高いので 小屋泊もできない
もうアルプスには行けないかもしれないが 「山歩きのメッセージ」を「里山歩きのメッセージ」に変えようかなと考えたり それが精いっぱいならそれもいいのだと自答するこのごろである
好きな枚数をオーダー 足りなければ好きな枚数を追加するシステム
5枚オーダーして 二人とも3枚追加した
さらに3枚追加したいと思うぐらい旨かったが 旨いうちがやめ時だと箸を置いた
出石のシンボル「辰鼓楼(しんころう)」(赤信号でよかった)
植村直己さんが幼少を遊んだという丸山川に沿って高速インターに向かう
さっそく素敵な橋に出会い小休止
たぶん上流
たぶん下流
上流に移動 丸山川が美しすぎてすぐに停車したくなる
たぶん下流
たぶん上流
さらに南下するとまた素敵な光景が(伊佐橋から)
たぶん上流
たぶん下流
コロナ禍のせいで 前回キャンプからもう5年
川の流れのように歳を重ねた
昔のように毎月会っていたなら気づかなかったであろう互いの老いに
久しぶりすぎて あきらめざるを得ないほど気づいてしまうことが 切なかった
しげさんを送り届け 中國道を選んで自宅に向かう
例によって名塩SAでからあげ(プレーン)とたこやき(素焼き)を買って帰途につく
中身が弾力があってジューシーなのです
2泊3日もありながら 低山すら提案しなかったしげさん
5年先に老いる自分への気遣いが心に沁みた
これからは 毎年行こうな
3代11年間乗った車で指を挟んだ
酒に弱くなったのか 認知能力の低下なのか。。。
■しげさんとのキャンプ メモリーズ
110811 大山【ふたり寄れば大宴会】避暑地のだらだらキャンプ
110827 六甲▲摩耶山 少年たちの夏休み ボッカでダラダラのリベンジ