120505 俺たちの頂③ 西穂アタック

　

白いカーテンが上がり　霞沢岳が現れた

＞＞＞【４日】からつづく。。。

6:00 起床

こどもの日　ふたりの男の子に天は味方してくれた

7：30 アタック出発

＞＞＞Theme From Antarctica

右：独標　まん中：ピラミッドピーク　左奥：西穂

一晩で積もった１０センチのパウダースノーが心地よい

笠ヶ岳南壁

8:30ごろ　丸山通過

北からの吹き上げ

雲がめまぐるしく走り過ぎる

焦らす笠

時折　雲間に入る

霞むピラミッド

写真を撮っていると　あっという間に遠ざかるしげさん

独標へ

岩稜を振り返る

9:00ごろ　独標で休憩

行くてのモノトーン

リッジを攀じるしげさん（右端）

9:45ごろ　ピラミッドピークからガスで西穂が遠く見えた

ミックスのアップダウンがつづく

そして雪のトラバースと雪壁のキックステップ

10：30　しげさんと握手

奥穂側は視界１０ｍ

長居は無用

下山故　いくつもの登り反しが苦しい

ガスが飛んだときだけシャッターを押す

のろのろですまん

ピラミッドピークを通過

雪が減ると右ひざの痛みが増す

独標へ

イワヒバリ？

独標は西穂から数えて11峰　ピラミッドが８峰

さっきの場所がガスに隠れる

ヘリは奥穂の方に消えた

西穂とピラミッド

梓川対岸の霞沢岳は晴れてきた

焼岳の向こうに乗蔵

緊張が解けると膝の痛みを思い出す

去年は未明に見た稜線のシルエットに

陽が射した

丸山通過

焼岳

12：30 西穂山荘から霞沢岳

ノンアルでカンパイ

また湿ってきた空気に急かされ下山

しげさん。。。
体調不良を知りつつも　誘ってくれて
膝の痛みを気遣ってくれて
半分のペースに合わせてくれて
それでもザイルは不要と信頼してくれて
いつも背中で引っ張ってくれて
３期連続でＧＷの北アピークに立たせてくれて
楽しい美酒を飲ませてくれて

心から感謝しています
ありがとう　しげさん

自分がＧＷの北アに立てたのはしげさんのおかげ

そして　こんな自分をまたステージに引きずり上げてくださった
てでぃさん と ｕｒｉさん のおかげです
ありがとうございました。。。

下山途中　やっと頂を見せた笠ヶ岳

だが　この直後に雷雨となる
まさにピンポイントのアタックチャンスだった
（決して結果論ではなく　しげリーダーの判断にあらためて感謝）

しげさんのページ

＞＞＞【６日】につづく。。。

カメラ：　ペンタックス Optio W90