僕の、髭のように太い尻尾の毛は、普通の毛の割合からすると、かなり少ない。

そして、その毛は、僕の思い道理には、なかなか悪魔に命中しない、そうこうしている間に、悪魔の国王が体勢を整えてしまって、結果として、僕の心の魂が入った太い毛は、悪魔の国王には、命中しなかった。

僕の尻尾は、そのため少しの間、一部なんだけれど禿げてしまっていたんだ。まあ、そんなことはどうでもいいんだけれど、ああ、嘘、本当は、ちょっとショックだった、これが上手くヒットしていたら、ショックが半減されたのに。

悪魔の国王は、前にも言ったけど、見た目はとてもイケメンで、人間にも、動物にも、とても優しそうで、誠実そうに見えた。

多分、世の中には、そういう人っていっぱい居そうな気がする、そして、普通の人って、そういう外見だけを見て、信じてしまうんだと思う。もしかしたら、一瞬だけ動物も騙されてしまうかもしれない。なんて言うか、この悪魔の国王の場合は、目もね、澄んでいるんだ、だから、目を見ていると、悪魔の虜になって行くっていうのが、分かるような気がする。

みんなが、『悪魔の目を見ちゃいけない』って、言っていたのも、よく分かる。

体勢を整えた悪魔の国王が、仕掛けてきたのは、以外にも話し合いだった、それも、なんだか聞いているうちに、そうなのかなって思ってしまうような、勿論、僕は、騙されたりはしないし、深海の魚さんたちが

『元気さん、騙されちゃだめだよ』って、声を掛けていてくれる。

悪魔の国王は、僕に、

『もう一度、人間の世界に帰りたくないか。そして、前の生活に戻りたくないか。私の仲間になったら、猫の望みをみんな叶えられるぞ。どうだ、天界に居て、いつも、あっちで何か起きたから行って来い、こっちで何か起きたからこっちに、そんな、走りみたいなことはしなくていいんだぞ、そして、永遠の命を与える。私の仲間になれ』って、一見優しく、そして、思い切り強要してきた。

僕は、ちょっと考えてから、

『でも、僕だけ、永遠の命があっても、みんなが死んでしまったら、意味が無い』って、

『ほーぉ、そんなことを言うということは、私の仲間になってもいいということだな。誰に、永遠の命を与えたい。叶えられるぞ、言ってみろ』って、悪魔の国王

『みんなに、世界中の人みんなに』って、僕が言うと

『それは、無理だ。私は、私の国民に、永遠の命を与えるために、この国にやって来た。そして、又、違い国に行かなくていけない』

『それって、人の血を採るために、そして、他所の国の資源を取る為に、多くの人たちを犠牲にして、自分たちの命を永遠にしようとするなんて、どういう国なんだ』って、僕が言うと

『どこにでも、あるような国だよ。猫の飼い主くらいには、永遠の命を与えてもいい。仲間になれ』って、さらっと悪魔の国王は言った。

『永遠の命なんか、僕のお父さんもお母さんも、いらないって言うさ。二人とも、ナチュラルだもの。それに、人を犠牲にしてまで、長生きなんかしたくないって言うさ。悪魔の国は、間違っている。何でも、自分の国のものにしてしまうなんて、いつか壊れてしまう。僕が壊してやる、僕が目を覚ましてやる。心の目を覚ましてやる。無理矢理、蝋燭の炎を消すのは、いけないけれど、炎はいつかが消えるんだ、それを誰かが左右してはいけないんだ』って、僕が言うと

『世の中、そんな建前では、渡れない。現に、この国の長は、私の誘いに乗った』

『でも、後悔して、改心した』って、僕

 

        つづく


私、どういう訳か、サッカーを見た、翌日、喉が痛くなる。

そう、怒鳴ってしまうんです。

普段は、そんなことないんですが、サッカーを見ていると、自然に足は、キックしているし、体全体に、力は入るし、要するに一人で興奮しているということなんですが、昨日も疲れました。

まあ、勝てば、それも、嬉しい疲れ。


そうそう、夫とリッちゃん〔我が家の18歳になったお犬様〕は、あきれた顔で、私を見ています。




隊長さんは、アッちゃんに言われたとおりに、アッちゃんの背中に猫と犬のミックスになった手を、のせていただけなんだけれど、アッちゃんの背中には、隊長さん自身も知らないが、パワーが送られていて、みるみる呼吸をしていない隠し部屋に居た人たちに、バリアで覆っていた。

そっかり覆いきったところで、アッちゃんが、

『隊長さんのパワー凄いよ』って、

『そうなのかな、私自身は、何も感じないんだけれど』って、不思議そうな顔で、ミックスになって、猫の手とも犬の手とも言えない、自分の手を見て言った。

『ああ、そうだ、リッちゃんにテレパシーを送らなきゃ』って、アッちゃんは言うと、リッちゃんに、隠し部屋を一つ見つけて、そこに居た多くの呼吸をしていない人たちを、見つけたこと、そして、その人たちをバリアで覆って置いて、これからもう一度、他に隠し部屋が無いかを確認するって伝えた。隊長さんの、凄いパワーのことも、忘れずに伝えた。

海では、僕の攻撃ウンチと尻尾の毛の攻撃を受けた、悪魔の国王、僕は、このとき、まだ、悪魔の国王がヘッドって呼ばれていることを、知らなかったので、悪魔の国王が、反撃を開始はじめようとしていた。

『元気さん、油断しては駄目ですよ。あいつ、卑怯な手を使いますよ』って、深海のさかなさんが、僕に言ってくれた。

『ありがとう』って、僕は、さかなさんに答えた。

僕は、悪魔の国王が、体勢を整えて攻撃してくる前に、もう一度、尻尾の毛で攻撃することにした。そして、今度の毛の中には、さっきの毛の中には、入っていなかったんだけれど、髭くらいに太い毛が、混じっている。そしてその髭くらいに太い毛が、上手くヒットすると、一度刺さってその毛は、なかなか取れなくて、逆に深く体の中に入って

行くんだ。この毛の一本一本には、僕の心の魂が入っているんだ、だから、この毛が、上手くヒットしてくれると、僕の心の魂が、悪魔の心の中に入って行くことが出来ることになるんだ。ただし、この毛は、髭みたいに太いから、なかなか刺さらないのが、難点なんだけれど、それでも、僕は、この毛に賭けてみることにした。


     つづく