空君と愛ちゃんは、扉に置いたペンダントを取って、僕らの首と自分たちの首にかけた。
『なんだか、星のお墓みたい』って、愛ちゃん
『きっと、繋がっているんだよ』って、空君がお兄さんぽく言う。
扉を開けながら、中を覗き込んで、隊長さんが
『ここは、どうやって降りていくといいのかな、階段がない。空洞になっている』って、
エナジーさんも、覗きこんで
『大きな煙突みたいだ。中は、明るい』って、
『飛び降りるしかない。何とかなるよ。ホープ君、僕のこと』って、言うと
『はい、どうぞ』って、エンジェルさんのストールを、三角巾のように首から提げているの広げて、僕が抱かれやすいようにしてくれた。
『ありがとう。じゃ、行ってみよう。アッちゃん、リッちゃん、空君たちのこと』って、言うと、二人とも、ウインクをして
『OK、任せてよ。愛ちゃん、隊長さん、僕の背中に』って、リッちゃん
『空君、エナジーさん、僕の背中にしっかりのっかて』って、アッちゃん
『アッちゃん、さっき見たいなのは、嫌だよ、ねぇ、エナジーさん』って、空君
『さっきのは、ちょっとしたミスだよ、ったく』って、アッちゃんがブツブツと
『さぁ、みんな、用意は出来た。僕とホープ君が、最初に行くよ』って、僕
『僕の心の準備は、OK』って、ホープ君が、緊張した上ずった声で
『アッちゃん、リッちゃん、僕とホープ君が、下に着いたら合図をするから、そうしたら、降りてきた』って、僕が言うと、二人して
『分かった』って、二人とも声が上ずっている
『ホープ君、大丈夫だよ。僕が付いているから』って、言うと
『うん、行くよ、1、2の、3』って言うと、僕を抱いたホープ君が、煙突のような空間の中に飛び込んだ。
僕とホープ君、そしてアッちゃんたちみんなも、思っていたことは多分同じで、扉の中に足を入れた途端、ストーンとそのまま下に落ちるんじゃないかって、それがそうじゃなかったんだ。なんか、その空間ってすごく気持ちが良いいって感じで、えーとそうそう、お母さんに抱かれている、ああ、違うな、そのずっと前、そうだ、お母さんのお腹の中みたい、そんな感じだった。
つづく