『私は、自分の子供を、虐待する親の心の中に住んでいたの。これが、どんどん増殖していくの、何故なのかしら、不思議なくらいに仲間が増えて、分かる自分が産んだ子供を、躾とかいって叩くのよ、それがこれでもかって言うくらいに、モンスターの私でも、あきれるくらいに。自分を含めて、虐待する親の心の中に住んでいるモンスターが、ここで眠るようになったも、子供を虐待する親は、いなくなりはしないのよ。そして、そういう親がいつの間にか、私のようなモンスターを創るの。ねぇ、そこの小さい女の子、あなたの親は、ネグレクトで虐待もしていたのよね。ごめんね、あなたのような子が、いなくなるように祈っている。こんな私が言うのもなんなんだけれど、気をつけて親を見ていてね、若い親だからとか、シングルマザーだとか、その世の中の一般から、ほんの少し外れているとか、関係なの。所謂、立派なって言うか、見掛けがいい親って言われるような親だって、虐待やネグレクトをしているの。そこのところ、見落とさないでね。外見は、関係ないのよ。心の中が、健全か壊れているかなのよ』って、その声は、言った。

すると、いろんな所が、自分も子供を殺した親の中に言ったって言う声が聞こえてきた。

『愛ちゃん、分かるよ。任せて、天界に帰ってからだって、ちゃんと地上のこと見ているから、心配しないで』って、愛ちゃんが言うと、その声の主は、

『そりゃ、心強いね』って、『頑張れよ』って、いろんなところから聞こえてきた。

そして、その声の主より、もう少し離れたほうから

『子供の虐待もあるけれど、親を虐待するのもいる。自分は、そういう人間の心の中 で成長していったんだ。まあ、酷いもんだった。親を殴り殺してしまったやつの、中にいたんだけれど、年老いて自由が利かなくなった親は哀れだったよ。その後も、違う親を殺したやつの中に住みついたんだけれど、それは、殺した方も殺された方も、思い出しても気が重くなる。一人で、仕事もやめて、動けなくなった親の面倒を見ていたんだけれど、ある日、親の首を絞めて殺してしまったんだ。心の糸が切れて、殺してしまったんだ。自分も、少しだけ手伝ったんだ、殺してしまえって、そして楽になれよって、自分の人生だろうって、親の犠牲になんかなるのは馬鹿げているって言ったんだ。そしたら、本当に殺してしまって、その後、自殺をした。ああ、そうだ、その自殺なんだけれど、成功したやつと失敗したやつがいる。こんな時、本当に悪いのは、子供か親か、世の中か。いっぱいここにいるよ、疑問に思っているモンスターが、親を殺した人間の中にいたモンスターって、多いんだ。昔からさ』って、その声は言った。

すると、やっぱり、この言葉に反応した声が


           つづく