アッちゃんもストーンさんも、ホープ君の祈りがおじさんの心を解かすように祈った。アッちゃんは、最後は自分がなんとかするって言ったけれど、悩んでいた。
だって、最後の止めを刺してしまったら、それについて争いが,また一つ出てくるわけだし、それで、本当にいいのかって。地中の中で、自分たちが、モンスターと戦うことで、どんどん地軸をずらしているんじゃないかって、それは最終的に、地球の、二つの地球の、最後を早くしているんじゃないのかって、アッちゃんは思った、だから、僕が戻るまでの、ほんの2分から3分の間に、アッちゃんの頭の中、心の中は、これ以上働けないって言うくらいに、働いたらしい。
その話を、随分たってからしたら、『僕だって、そりゃ大変だった。普段、あんまり頭は使わないから』って、リッちゃんが言っていた。
ホープ君のおじさんを、倒すとしたらどう倒すか、いや倒すんじゃなくて、少しの間、そうだ眠っていてもらうといいんだって、アッちゃんは、結論を出した。そして
『なんで、このことにすぐ気が付かなかったんだろ。ああ、もう』って、アッちゃん
『どうした、アッちゃん、大丈夫かい』って、ストーンさんが言うと、ホープ君も、心配そうに、アッちゃんの顔を覗き込んだ。
『うん、いいアイディァが浮かんだんだ。ホープ君、おじさんが、お母さんとキーマンさんの夢を見るように、祈っていて。僕は、おじさんを眠らせることにしたから』って、アッちゃんが言うと、ホープ君は、アッちゃんのその言葉で、アッちゃんが何をしたいのかを、すぐに理解できたらしく
『分かった。父さんと母さんに、おじさんの夢の中で、説得してもらいように頼む。これは、裏切りじゃなくて、みんなが幸せになるためなんだって、地球を守っていくためには、みんなが共存しなければいけないって。何か一つ欠けてもだめだって、そうでしょ』って、ホープ君
『そう、そういうこと、どうでしょうか』って、アッちゃんは、ストーンさんを見た
『いいアイディァだと思うけれど、どうやって』って、ストーンさん
『催涙ガス、だから、また、マスクをつけて。僕にも、お願い』って、アッちゃんが言うと、ストーンさんは、かなり無理な体勢から、アッちゃんにマスクを着けてくれた。
この催涙ガスについては、パチンコの弾を粉々にして撒いたリッちゃんも、霧のようになったのは粉が、消えてしまったらモンスターの勢いが、戻り始めるんじゃないかって思ったリッちゃんも、
『そうだ、ガス、眠くなるガスだ』って、つぶやいていた。
つづく