僕らは、僕を抱いたホープ君を先頭にして、歩き始めた。行き先は、不明だけど到着地は、地軸がある地中の真ん中を目指す。正直言って、さっぱり分かんないんだけれど、なんかホープ君に抱かれている、心の雑音が全て消えて、神経が地軸のことでいっぱいになってくる感じがしている。
『ホープ君、本当に地軸に向っているの』って、愛ちゃんがストレートな質問をしてきた。
なんて答えていいのか、ホープ君は、抱いている僕の方を見て、どうしようって目で合図してきたので、僕は、思っていることを言っちゃえって、目で
『多分、あっていると思う』って、ホープ君が答えた
『地軸って、どんなふうになっているんだろう。誰も知らないんだよね』って、リッちゃんが言った時、僕らの周りの空気が、完全にパワーモンスターのパワーに包まれたような、威圧感を感じた。
『なんか急に、ここらの空気がよどんできたね』って、僕はわざとらしく言った。
パワーモンスターに対して、『僕らは、お前の存在を知っているんだから、隠れたりしないで、正々堂々と姿を出しなよ』って、言いたかったんだけれど、そんなこと言っても、出てくるわけがないしって思ったからだったんだけれど。でも、僕がそう言ったからかどうかは分からないんだけれど、lパワーモンスターが、僕らの周りから消えた。
そして、その代わりなのか、僕らの進もうとしている目の前に、あの赤い花が、
『元ちゃん、あの赤い花、みんなあの時に無くなっていたんだよね』って、愛ちゃん
『なんで、パワーモンスターが赤い花を』って、リッちゃん
『パワーモンスターとスズラン見たいな赤い花って、何か関係があるのかな』って、アッちゃん
『あの赤い花って、パワーモンスターだったのかな。僕は、この花が原因で深い眠りに入ったんだから』って、僕が言うと
『この花、僕、知っているよ。母さんが、きれいな花でしょ、この花は、母さんの仲間が、大事に育てている花なのよ。いつか、ここの花を育てている仲間に、ホープもあうことになると思うって、言っていた。この花は、パワーモンスターじゃないよ。きっと、今までここに居た、パワーモンスターが育てていたんだよ』って。ホープ君
『ってことは、僕は、この花の仇になるんだ。だって、この花を地上からなくしてしまったんだから』って、僕
『もしかしたら、地中の中でこの毒のある赤い花を、栽培しようとしているのかな。それで、それをまた地上に、持って行こうとしているのかな』って、リッちゃん
『そんなことは、絶対にさせない』って、僕
『ある、あるわ』って、エンジェルさんが
『何があるの』って、愛ちゃんが、エンジェルさんに聞くと
『赤い花の咲いている、花園が、とても匂いが甘くて、気がへんになりそうな花園が、メカニック、花園の場所、分かるわよね』って、
『ああ、分かる。そこに誘導するといいのかな』って、メカニックさん
『ちょっと待って、そんなところに行くんだったら、マスクをしなくては不味いよ』って、僕は言った。
つづく