『地球が、地球自身を爆発するの。そんなことしたら、地球がなくなっちゃうよ』って、愛ちゃん
『違う、そうじゃなくて、そのなんて言うか、時々地球は、地上の住民に警告の信号を送っているんだ。それは、大きな地震だったり、大雨だったり、所謂、自然災害っていうのを、天と地が一緒に起こしているんだと思う。それで、亡くなってしまう人たちもいるんだけれど、ああ、上手く言えないな』って、ホープ君が、難しい顔になった。
『上手く言えているよ。悲しいことだけど、自然ってさ、結構残酷なことするよね。まるで、地上に住んでいる生き物に、罰を与えているみたいにね』って、僕
『青い地球が怒る時って、やっぱり、人間同士の戦い、戦争とか。でも、戦争ってさ、参加したくなくても、偉い人とかが決めちゃうんでしょ。そうすると、普通の人は、逆らえないんでしょ』って、アッちゃん
『多分ね、そういうのって、人間の世界って、複雑なんだよね。まあ、戦争していないと頃も、いっぱいあるから、それだけじゃないよ。最近の世の中って、ニュースを見ていると、地球が怒りたくなるの、僕も分かるよ。酷いんだ、ほら、さっきまでここに居た人達、子供に虐待したり、親を殺したり、人を騙したり、無差別にやっぱり人を殺す。なんかさ、人の蝋燭の炎が、簡単に消されてしまうのって、どうしよう、僕も許せなくなってきた』って、リッちゃん
『でも、天と地が怒っているのって、それだけじゃないんだ、そうですよね』って、僕は、ストーンさんを見た。
『うん、人間は、いろんなものを作ったり、発見したりして、ああ、それ自体はいいことなんだけれど、それで過剰に地球を壊しているんだ。自然を破壊しているから、赤い地球の住民は、自然と協調して生きている。最低限の便利さの中で生きているんだ。そして、人の蝋燭の炎は、人が余り手を加えないんだ』って、ストーンさん
『手を加えないって?』って、アッちゃん
『炎の延命』って、エンジェルさん
『なんか、愛ちゃんには、難しい。でも、自然って言うは、無理矢理消されることは、ないんだよね、赤い地球では』って、愛ちゃん
ストーンさんは、愛ちゃんの言葉にうなづきながら
『青い地球は、時々、嘆き悲しむことがあるんだ』って、言った。
鍾乳洞の欠片を飲み込んで、苦しがっていたモンスターが、ストーンさんのその言葉を待っていたって感じに
『そうさ、青い地球は、嘆き悲しんでいるんだ、そして怒っているんだ。だから、初めから、自分たちを青い地球の住民にすれば良かったものを、人間なんかに渡すから』って、言った
つづく