『ボス猫さん、見たって一体何を見たの』って、リッちゃんが聞くと、ボス猫さんは毛で分かりづらいんだけれど、眉間にしわを寄せて
『俺、何で今まで忘れていたのかな、あんなのは一度見たら忘れられない感じなのに。どんなやつを見たかと言うと、随分前に俺、サブの公園を荒らしに行ったことがあるんだ。あっ、そんなことはもうしないよ。反省もしているから、愛ちゃん怖い顔で見ないでくれよ。で、サブの公園って動物園も近くにあるじゃないか、その時俺、恥ずかしいんだけれど道に迷って、動物園の中に迷い込んでしまったんだ。その時に初めて大きな蛇を見て、愕いたんだ。ここで見たのは、動物園で見た大きな蛇と、トカゲを大きくしたのを、足して二で割ったようなのを見たんだ。そりゃあ、大きくて凶暴そうなやつだった。すずめさんたちは、やつを見たことがないかい』って、ボス猫さん
『私は、見たことがない』って、すずめさんが仲間のすずめさんを見て言うと
『私もないわ。ただ、よく考えてみると私たちの、このゲーム機はって言うかゲームは、使った人がいないから本当のことを言うと、どんな生き物が住んでいるのか、私たちもあまり知らないって言うのが、正直なとこなの、ねぇ』って、すずめさんを見た。
仲間のすずめさんにそう言われた、すずめさんは確かにそうねって言う顔をして、うなずいている。
『と、言うことはまだまだ色んな生き物がいる、可能性があるということだ。そして、その生き物達とモンスターが、仲間になっていないことを願うしかないね』って、僕
『そう、気がつかづにいてくれると良いね』って、アッちゃん
『でも、俺が見た、あの蛇とトカゲを足したやつは、モンスターも見ていた。俺は、すぐに外に帰ったから、その後どうなったか分からないけれど、モンスターが仲間にしないでいるとは思えない』って、ボス猫さん
『それは言えている。その蛇とトカゲを足したやつって、ボス猫さん、大きいって一体どれくらい大きかったの』って、リッちゃん
『そうだなぁ、あっそうだ。あれだよ、あれをもう少し長くした感じ』って、ボス猫さんは一人で納得しているので、みんなにジーっと見られて
『やっぱり、動物園で見たんだけれど、電信柱みたいに太くて長い棒に、人間の顔なんかを彫ったのがあったんだ、それくらいに大きかった』って、ボス猫さん
『分かった、それってトーテムポールだ。動物園のは確かに大きい』って、リッちゃん
『リッちゃん、知っているんだ』って、僕が聞くと
『散歩で、動物園の前も通っているから。トーテムポールを知らなくても、電信柱は分かるでしょ、ボス猫さんの説明は、ナイスだよ』って、リッちゃん
『どんな攻撃をしてくるんだろう。そんなに大きかったら、僕らのことの見込むことも簡単に出来そうだよね』って、アッちゃん
みんなで話しているとき、突然リッちゃんからテレパシーが送られてきた。
『元ちゃん、アッちゃん、気になることがあるんだ。外にいた時に、すずめさんに家を囲んでいる人間を、偵察に行ってもらったときの画面に映った人間の中に、ボス猫さんに餌をあげていた子がいたんだ。その子、リーダーみたいな感じがするんだ』って、
『何で分かったの』って、僕が聞くと
『夢ちゃんが、何度も見ているって言うんだ。夢ちゃんがボス猫さんの公園にいたときだから、二年以上前になるよ』って、リッちゃん
『気にならなくはないけれど、ボス猫さんは、大丈夫だよ。それよりその子は一体何者なんだろう』って、アッちゃん
『あと、大人の人間の仕事も分かったんだ。隊長さんの近所の花屋さんだった、花に詳しいんだよ』って、リッちゃん
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