『何で、みんな、うなづいているの、愛ちゃんには、よく分かんないよ』って、愛ちゃん
『それはね』って、僕が説明しようとしたら、アッちゃんが
『それは、僕が説明する。僕も、一度被害にあったことがあるんだ。すずめさんじゃなくて、カラスさんなんだけれどね』って言うと
『ああ、カラスですか、俺もカラスでした』って、ボス猫さん
アッちゃんとボス猫さんは、たまんないよねって言う顔をして、アッちゃんが
『散歩の時に、確か夏の暑い日で、お母さんがちょっと木陰で休もうよって言うんで、大きな木の下で涼んでいたら、僕の鼻先にポトッてカラスさんの糞が落ちてきたんだ。お母さんは、それを見て、『アッちゃん、やられたね』って言って、不謹慎にもちょっと目なんか笑いながら、僕の鼻の頭に落ちてきた糞をふき取って、持っていた水で流してくれたんだけれど、なんかしばらくの間、臭いというか感触と言うか残っていて、嫌な思いをしたことがあるよ。ボス猫さんもそうでしょ。特にカラスさんの糞は、たまんないよね』って、言った
『私たちの、糞はそんなものじゃないわ。ただし、まだ試したことはないんだけれど、多分凄いと思っているわ』って、すずめさん
『えっ、一度も試したことがないの』って、それは少し不安じゃないのかなって言う顔で、愛ちゃんが聞くと
『だって、今までこのゲーム機は、使われたことがなかったから、仕方がないの。あの家を囲んでいる人間に、試してみるつもりよ』って、仲間のすずめさん
『そう、私たちは、二羽であの人間たちと戦って、閉じ込められている人たちを助けようと思っていたの。そうしたら、蝶ちょさんが現れて、今度は天界からの皆さんが現れたの』って、すずめさん
『空君、聞こえたかな、すずめさんたちの武器、すずめさんたちも僕らと一緒に戦ってくれるんだ』って、僕
ゲーム機の外で、空君たちは
『糞攻撃か、僕も掛けられたことがある。背中にお母さんが、『あーあ』って、ため息をついて『シャンプーしたばかりなのにね』って言って、ゴシゴシされたんだ。あれは、確かに嫌だ』って、リッちゃんもしみじみと
『ねぇ、空君、すずめさんたちの糞をどくだみの糞にできないの』って、サブさんが
『うん、僕も思っていたんだ。けど、ゲーム機の中でどくだみの花があるのは、家の中なんだ。家の外にはないんだ』って、空君
『そうだね、いろんな所を元ちゃんたち歩いていたけど、どくだみの花は咲いていなかったものね。空君、僕、どくだみの花を持ってゲーム機の中に行くよ。いよいよ、ゲーム機の中で、戦いが始まるんだから、僕もゲーム機で戦う』って、リッちゃんが
『じゃあ、僕たちは、大至急どくだみの花を集めてくる。行こう、夢ちゃん』って、サブさんが夢ちゃんに言うと、二人はもう走り出していた。
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