みんなは、ボス猫の右腕の猫の言った言葉で、フリーズしているボス猫をいっせいに見た。ボス猫の仲間の猫たちの目は
『そんな鍵持っているなら、早く渡して自分達の安全を確保してよ』って、言っているような目をしている。
そして、僕らは
『僕らは、鍵がなくてもゲーム機の中のみんなを、助け出すことが出来ると思うよ』って、僕が言うと
『そんなことはない。絶対に鍵がなければ、助けられないさ。だから、お前らは、俺を助けなければならないのさ』って、ボス猫
『いや、鍵って言うのは、ゲーム機の中の部屋の鍵って、分かっているよ。僕らには、そんな鍵がなくても部屋の中に入って、みんなを救い出すことが出来るんだよ。僕らは、命の大切さが分かっているから、生き物の全てが持っている蝋燭の炎が静かに燃え尽きるのを、僕らは守るために地上に来ているんだから』って、僕
『そんなことは、そんなことは』って、ボス猫がわなわなと
『じゃあ、私たちの命も大切でしょう』って、一匹の猫が言うと
『ごめんね。他の命を大切に思っていない命を、守ったりはしないのよ』って、愛ちゃんが言うと
『元ちゃん、帰ろう。僕、そろそろ時間だし』って、リッちゃんが
僕は、ずっとうつむいている気の弱い猫さんに
『さあ、みんなのところに帰りましょう』って、僕らが一塊になると、ボス猫は
『どうしたら俺達を、モンスターから助けてくれるんだ』って聞いてきた。
『なにもしなくていいです。ただ、』って、僕
『ただ、なんだ』って、ボス猫
『一生懸命に生きている、猫さんたちを肉体的にも精神的にも、虐めたり、苦しめたり、陥れたり、人のものを取ったり、とにかく今までボス猫さんたちがしてきて、悪いことみんなが嫌がっていることを、全てやめてもらえれば、それでいいです。ただし約束が出来れば、そしてそれを守ってくれるのであれば』って、僕
『でも、無理だよ、この猫さんたちには、そんな約束は。今だって、すきを狙っているんだから』って、リッちゃん
『この猫さんたちには、みんな苦しめられてきたから、公園に連れて帰ったらみんなが怒っちゃうよ。折角、いなくなってほっとしているのに』って、愛ちゃんが
『そうだよ。みんなまた、びくびくして暮らさなくちゃいけなくなっちゃうんだよ。きっと、ボス猫さんたちのことは、みんなモンスターより最悪だと思っているかもしれない。夢ちゃんの目や耳だって、僕は反対だ。ボス猫を助けるのは』って、空君
『僕も、ボス猫さんたちは、助けない方がいいと思う。同じことをまたすぐに、繰り返すよ。ボス猫さんの顔に書いてある。そうでしょ、ボス猫さん。何でも、自分のものにしたいんでしょ、サブさんたちの公園も』って、アッちゃん
『元ちゃんは、どうなの。この猫さんたちのこと、助けようと思っているの』って、愛ちゃんが聞いてきた。
『僕は、そうだ。猫さん、猫さんはどう思う、ボス猫さんたちのことは気にせずに、自分の思っていることを話してみて』って、僕は気の弱そうな猫さんに聞いてみた。
『私は、一度過ちを犯した猫です。そんな私には、ボス猫たちのことを言う資格がありません』って
『そのことは、もういいとして猫さんは、ボス猫さんの公園の猫さんの代表として、どう思っているかを言ってみて』って、僕
『あぁ、はい、私は、いつもボス猫にびくびくしていました。多分、私と同じようにびくびくしている猫は沢山います、あの公園の猫の中には。傷つけられた猫も数知れないでしょう。ただ、さっき皆さんが、生き物の命は大切だって、蝋燭の炎は最後まで燃やさなければいけないと、そう考えるとみんな生きているので、助けてあげてください。きっと、公園の仲間も同じことを言うと思います。これからは、ボス猫が間違ったことを言ったら、仲間を傷つけるようなことをしたら、私は戦います。勇気を持って、ボス猫と戦います、それでもし私が傷ついたとしても、また違う誰かが勇気を持って戦うでしょう。人の公園を羨むんじゃなくて、私は花の危険が無くなって元の公園に帰ったら、サブさんたちの公園のように温かいどんな境遇の猫でも、どんな生き物でも安心して眠ることのできる、笑うことのできる公園に変えていきたいです。私も、優さんように負けない猫になります。きっと、ボス猫さんたちも協力してくれるでしょう』って、気の弱そうな猫さんが言った。
『猫さん、猫さんは命を蝋燭の炎を大事に思ってくれるんですね』って僕が言うと、猫さんはこくりと首を縦に、
『猫さん、優さんに協力よくしてくれるんですね』って言う、リッちゃんの言葉には、目の涙をいっぱいためて
『はい、今までは目を背けていましたけれど、これからは、ボス猫さんたちも協力しますよね。ボス猫の右腕の猫さん、きっとあなたのお母さんも喜びますよ。それと子供のいる猫さんもいるんですよね、子供のところに帰ってやってください。お願いします』って、気の弱そうな猫さんが言った。
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