アッちゃんの言葉と同時に、僕、空君、勿論アッちゃんは、隊長さんに

『すぐにね、お願い』って言う顔で、見た。

『了解、港の近くの廃校になっている小学校だね。任せてください』って、隊長さん

『しかし、そこに集まっている猫さんたちをどうしましょうか。私達が保護すると、問題が出てきます。保護した後、飼い主が見つかるといいんですが、そうじゃないと・・・。元ちゃんの方で、何と移動させること出来ませんか』って隊長さん

『元ちゃん、何か当てがある』って、アッちゃん、空君そして、家からリッちゃんも

そんなに考える時間もないし、すぐに決めなくてはいけない。

『サブさんと僕が行く、何とかする。ここは、アッちゃんと空君で』って、僕

『分かった、ここのことは、僕と空君が隊長さんのアシストをするよ』って、アッちゃん

『隊長さん、小学校にいる猫さんたちのことは、僕とサブさんで何とか他の場所に、移動するように説得します。多分、隊長さんの部下の人たちが小学校に着くより早くに、移動は完了すると思いますって言うか、絶対に完了させます』って、僕。そして、アッちゃんに

『どうするかを説明している時間が、勿体ないから僕は、行くね。テレパシーのチャンネルを開いていて、何をしているかが分かるように』って、僕は言って、サブさんや夢ちゃんのいる僕らの公園に、向かう。

僕は、家には寄らずに真っすぐにサブさんと夢ちゃんの所へ、二人を見つけるのには、時間は掛からなかった。

サブさんと夢ちゃんは、公園の中にある猫さんたちが時々会議をする、小屋に若い雄猫さんたちを集めて、ボス猫さんの公園の猫さんたちの引越しをどうするかを話し合っていた。廃校になっている小学校のことを話すと、若い雄猫さんたちは危険を冒す可能性があるから、サブさんの心の中にもそれがあるから。早々、この小屋というのは、公園を管理している会社が、掃除用具を置いている小屋なんだ。この小屋のドアには猫用のドアがあって、雨の日や冬になって雪が降ったりした時に、野良さんたちが利用できるようになっているんだって。サブさんが、前に言っていたんだけれど、ここの公園は、猫さんたちに凄く優しいんだって。それと、年に何回か猫さんたちのことを見回って、避妊手術や去勢手術をしているんだって。それでも、捨てられてしまう猫さんがいっぱい居るから、公園から野良さんは減らないんだって言っていた。こんなことも言っていた、世の中が不景気って言うのになると、捨てられる子が増えるんだって。

話を戻すと、僕はその小屋にサブさんを突然、訪ねたわけで

『あっ、元気さん』『あっ、元ちゃん』って、サブさんと夢ちゃんが言うと、小屋に集まっている猫さんたちは、僕のことが見えないから、

『どこに、どこに居るの』って、みんなが騒ぎ出す

『みんな、静かにして』って、サブさんが

『みんなを驚かせて、ごめんね。サブさん、僕と一緒に港の近くの小学校に行って欲しいんだ。そして、小学校に中に居る猫さんたちを安全な場所に移動させたいんだ。それには、サブさんの力が必要なんだ。ボス猫さんの公園の引越しには、もう少ししたら、リッちゃんと愛ちゃんが来るから』って、僕が言うと

『僕に、出来ることならなんでも』って、サブさんが

『説明は、途中でするから、サブさん、僕の背中に乗って、そして小学校に案内して』って、僕が言うとサブさんは

『えっ』って、躊躇しているから

『サブさん、早く。みんなを助けるんだから』って、僕が少し語気を強く言うと

『はい、みんなを助ける』って言いながら、僕の背中に

『サブさん、墜ちないようにしっかりとつかまっていてね』

サブさんが僕の背中に乗って、飛び出すとやっとみんなは、僕が小屋に居たことを信じたみたいだ。そして、しばらくは、夢ちゃんを除いたみんなの口が閉じなかったって、後から夢ちゃんが笑いながら話してくれた。


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