隊長さんが読んでくれた本部から着たFAXの内容は、

作業服の素材

素材については、極一般的に使われいるコットン。ただし、表面をレッドポイズンの  花粉で、コーティングされている。これは、軍手、マスク、帽子にも同じようにコーティングがされている。

血液検査の結果

特に問題なし、薬物反応もなし、ただ、全員が右の耳の裏側に、レッドポイズンの赤い花のタトゥーが、このタトゥーに使われた染料に、何か入っているのかを現在調べている途中、結果が出るまでには、もうしばらく時間が必要。

尚、全員、先ほどのどくだみ以降変化なし。

って、隊長さんが読んでくれた。

『隊長、本部からなんですが、妙なことを言っているんです。本部長ほか、各所の部長が会議室に入ったきり、出てこないそうなんです。いつも会議の時は、飲み物とか、食事時間をかうるさく言うのに何も言ってこないそうなんです。みんな慌ただしく動き回っていて、気が付かなかったらしいんです。ブラインドもしっかりとを降ろされていて中の様子は、全く分からないそうです。出来れば、ここのままの状態でいたほうが、スムーズに動けていいとのことなんですが、どうしましょうかとのことです』

『もうしばらくこのままの状態で、ここで彼らに動き回られることは望ましくない』って、隊長さんは、僕とアッちゃんを見ながら

『ついに気が付かれてしまいましたね。会議室はどうします、愛ちゃんじゃないと、空けられないんですよね。で、結果についてはどうです。何か気が付いたろころは、ありませんか?タトゥーには、何か意味があるんでしょうか』って、隊長さん

『隊長さん、それよりも車が帰ってきます』って、アッちゃん

さっきの二台の車とモンスターの化身たちは、本部に向かっている。レスキューの人たちは、配置についている。さっきと全く同じだ。今度は一台で、それから5分後に二台続けて、5-1から5-5までの車が帰ってきた。車に乗っていた人数も同じ、全員が無抵抗に拘束されたのも同じ、着ていた物も。隊長さんが、全員の耳の裏にレッドポイズンのタトゥーがあるかを確認させた。

『隊長、ありました。レッドポイズンのタトゥーが全員に』って、

『全員に、タトゥーがあったんだ』って、僕とアッちゃん

『隊長さん、僕たち、空君が気になるから家の中に行くね』

『私も行きます』って、隊長さんは僕とアッちゃんにそして部下の人にも

『私は家の中にいるので何かあったら、家のほうに』って

『空君、その後どう、ゲーム機の中の人たちは、危険なめにあったりしていない』って、僕が聞くと空君は

『うん、みんな家の中で寝ているよ。僕ね、ずっとゲーム機の中の人たちを、見ていて思ったんだけれど、このゲーム機の中の家って、なんかここの家みたいな気がするんだ。ねぇ、よく見て、似ていないここの部屋に、ほらここにドアがあって、こっちに窓だよ。違うのは、家具が無いって言うところだけみたいな気がするんだけれど、そして、壁にぶら下がっている小さい白い花を見て』って、指差した

『あっ、それって、どくだみの花、ドライフラワー』って、僕、アッちゃん、隊長さん。

隊長さんの声が、あまりに大きかったので

『隊長、どうかしましたか』って、部下の人が不思議そうな顔をして、昔懐かしいゲームボーイを持っている隊長さんを見に来た。

『いや、ちょっとこのゲーム機が気になって、なんでもない』って、隊長さん

そして隊長さんは、

『何で、こんなことが起きてしまうんだ。こんなこと、誰にも説明できないし、決して誰も信じてくれないだろう』って、頭を抱えてしまった。

『そうか、ゲーム機の家の中でも、どくだみの花が守っているんだ』って、アッちゃん

『こんな小さな画面を、ずっと見ていたら疲れたでしょ』って、僕が空君に言うと

『僕が地上の住民だったころ、このゲームボーイを持っていたから懐かしくて、ちょっと動かしそうになっちゃった』って、空君

『元ちゃん、どうやってゲーム機の中の人たちを助ける』って、アッちゃんが

僕は、ゲーム機の中なの人たちを見ながら、上手く考えがまとまるように祈り始めた。


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