リッちゃんから、まだ何も言ってこないから愛ちゃんと空君が、どんなことをしたのかは分からないんだけれど、すでに隊長さんは、自分の直属の部下の人たち以外にも、多くの隊員の人たちを指揮することが出来るようになっていた。恐るべし、愛ちゃんと空君のパワー、どんなことをしたのか後から教えてもらわなっくちゃ。
まず最初に隊長さんは、部下の人にテレビ局に連絡をして今の状況を説明して、テレビ局に入っている情報と自分達が持っている情報を分析させて、新しいニュースを流すように指示した。そしてこれは、これからレッドポイズンが一掃されるまで続くことになる。次は防護服の確保、そして村の人たちを救出してから、どこで待機してもらうかを決めなければいけない。それは、幾つか隊長さんの頭の中には、候補があるのでどこが一番適しているかをシュミレーションさせることにした。これは、村の人たちを救出するころには決まっているらしい。食糧が一番簡単で、何の問題も無く確保することが出来る。さっき、元ちゃんがどくだみの花が、効くみたいなことを言っていたから、どくだみが使われている飲み物を持って行くようにと。最後は、研究室の人にどくだみの花が、レッドポイズンにどんな効果があるかを調べるように指示した。テレビ局との情報を分析していたグループから、すぐに連絡が入ってきた、その結果、隊長さんは自分が動けなくなってからの、レッドポイズンの被害をまざまざと知ることになる。隊長さんは、これ以上被害を増やさないって、小さい声だけれどすごく力強くつぶやいた。
そしてすぐに、テレビでは新しいニュースが流されて、多くの人たちが驚くこととなった。亡くなっていたのは、3羽のカラスだけではなくて、ノラ猫さんも飼い犬さんのなかにも、家の中ではなくて外で飼われている子が、そして人間もレッドポイズンを摘んで、家に持ち帰っていた人が意外に多かったんだ。僕らの公園や、サブさんや夢ちゃんが調べてくれた公園が、花が咲いているのがたまたま少なかっただけだった。それと、例の偉い人たちが隊長さんの邪魔をしていた時にも、花はどんどんと咲いていき、ニュースも文字だけだったので、どんな花なのかがはっきり伝わっていなかったというのも、原因にあげられる。何しろ、画像が流されたニュースは、二回だけだったから、見ていない人も多かったんだと思う、きっとこういうのを、人的災害って言うのかな、もっとスムーズに行くと思っていたんだけれど、これは僕の考えが甘かったというか、猫の浅はかさを思い知らされる。
僕は、目茶苦茶悔しかった、僕らの仲間を救えなかったこと、仲間って言うのは、全ての生き物だよ。でも、僕らはここで立ち止まるわけには行かない、気を取り直して先に進まないと。隊長さんは、部下の人に任せられることは部下の人に、そして自分は、村に向かう用意が出来たという連絡が入ると、一目散に村に向かった。村に向かうヘリコプターの中でも、部下の人に色々な指示を出していた。レッドポイズンが咲いているという情報が入れられた場所には、速やかに行き花を撤収することを、たとえそれが一本でも徹底すること、被害が増えた原因はこれだからと念を押した。もう、そろそろ隊長さんからも、村が見えてくるころ。
リッちゃんが、空君と愛ちゃんがいる会議室に行った時、二人は偉いおじさん達を全員会議室に集めていた。会議室に集まった偉いおじさん達は、口々にこの責任は、一体誰の責任なのかと騒いでいる。空君と愛ちゃんは、そんなおじさん達をどうしようかなこの人たちって、顔をしてじっと眺めていた。その数総勢、四十人ほど
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