『それがですね、僕、このカラスの解剖してすぐに、花の毒ではないかと思ったんです。胃の中には、花びらしか残っていなくて、その花びらから毒を検出したので、ただしその花がなんなのか、分からなくて捜していたら、この本にレッドポイズンが載っていたんですが、絶滅した花だというので、なんか資料が無いかと思って、色々と捜してみたのですが、全く無くて仕方がないので、この本の出版元に問い合わせてみたんです。もしかしたら、何か当時の資料が残っていないかと思い、そうしたら、この本のカメラマンで登山家の一人の住所を教えてくれたので、青野と竹井を行かせましたら、もって帰ってきたのがあの死体です』って言って、メガネさんは、この部屋の隣の部屋の奥の方を指差した。
『と言うことは、この花というか、この本の関係している人間は一人が亡くなったとして、他にもいると言うことかな』って、隊長さんが
『それが、そのもう一人いるのですが、行方が分かりません』って、悔しそうにメガネさんが
『やっぱり、人間が関係しているのかな』って、リッちゃんがここからの僕らの声は、メガネさんには聞こえていないんだけれど、微妙に話しが繋がっているように聞こえる。
『じゃあ、その行方が分からなくなった人が、何か知っているということかな』って隊長さんが
『ええ、多分、そしてその人がもしかすると、レッドポイズンの種を持っていた可能性が強くなっているんです』って、メガネさんは苦々しい顔で言う。
『何で、その行方が分からない人間が種を持っているかもしれないと』って、隊長さんが聞くと
『亡くなったいた人は、カメラマンで登山家なんですが、いなくなった人は、登山家で高山植物の研究家なんです。ですから、可能性として種を持っている確率か高いんですが、どうしても足取りがつかまないんです。忽然と家からいなくなったらしいんです。若い時は、よく思い立つと何も考えずに、フラッと出かけては、半年とくらい帰らないことが何度かあったので、家人はそれほど、気にしていなかったらしいです』って、メガネさん
『忽然と消えたなんて、それもレッドポイズンに関係したものを持って、何かあるはずだよ』って、隊長さん
『元ちゃん、最悪になりそうだね』って、アッちゃんが僕らの声は、隊長さんには聞こえている
『それが、何も残っていないんです』って、メガネさん
『その人の、写真があったら欲しいです、隊長さん、聞いてください』って、僕が言うと隊長さんは、メガネさんに
『そのいなくなった人の、写真は手に入るかな』って、聞いてくれた
『あっ、それなら、こっちの本に、写真が載っています』って、
『じゃあ、何枚かコピーを撮ります。これをコピーに20枚ほど撮ってきて』って、隣の部屋の人に
『隊長、一体どこで、このレッドポイズンを見つけたんですか。間違いなくレッドポイズンの毒かどうか調べなくては。それとカラスの胃の中から、取り出したレッドポイズンなんですが、3羽とも花びら3から4位しか食べていないんですが、死んだということはかなり強力な毒ということです。おそらく人間が食べて、なくなると思います。まあ、人間は食べることは無いと思うのですが、この花、少し本を読んでいたら、香りがすごくいいと甘い香りがするらしいんですが、どうでした』って、メガネさんが奥の方から防護服を二着持って、一着を隊長さんに渡しながら聞いた。隊長さんは、防護服を受け取りながら、
『近づく前に、私は防護服を着たので、香り和解でいないんだ。ただ、私が花のところに行ったとき、何にか人だかりがあったんだがその場の空気に問題は無かったような気はしたが、長時間そこで花を見ていたと言う感じ歯なかったし、すぐに危険だから放れるように言ったので、香りについては分からない。でも、見ると分かるが、きれいで可愛い花だから、摘んで家に持ち帰られたら、匂いでも中毒にと言うことかな』って、隊長さん
『ええ、ありえます。土に咲いているよりも、切り取られた場合い切り口からも、毒は出ると思います。仮に花瓶にさす場合、水の交換時にレッドポイズンが入っていた水に、触れた場合いは問題かも、手に傷なんかがあったりしたら、その水が下水に流されて、色々と問題がでてきます』って、メガネさん
『とにかく、大至急調べて欲しい。その結果を公表して、レッドポイズンらしき花を見つけた場合は、近寄らずに通報するようにと、テレビで流そうと思ったいるんだが』って、隊長さん
『そうですね。より多くの人に、知ってもらうべきでしょうね。それも、早急に』って、メガネさん
トントンってドアをノックする人が、コピーを持って立っていた、メガネさんは
『隣の部屋のデスクを指差して、そこに置いておくように合図した。
『なんだか、大変なことになってきたね』って、リッちゃんが
『うん、隊長さん、早く、メガネさんに亡くなったカメラマンさんを解剖してもらって』って、僕
『ああ、そうだね』って、隊長さん。みんな、気が動転しているみたいだ。
続きはまた![]()