お母さんが起きてくる時間まで、あと3時間くらいはある、僕らはそれまでしっかりと体を休めることにした。これからきっと、、何かとてつもないことが起きてきそうな気に僕はなっていた。上手く言葉で言い表せないんだけれど、胸騒ぎって言うのかな、そんな悶々とした気持ちの中、僕は一生懸命眠ろうと努力をしていた。

『元ちゃん、起きている。僕、なかなか眠れないよ』って、空君が隣に来た。

『起きているよ、僕もなかなか眠れなくて。どうしたの、何か気になることでもあるの』って、僕が聞くと

『うん、そういうわけでもないけれど、なんで今度は、モンスターは花なんだろうと思って。今までは、いろいろな動物に姿を変えていたのに』って、空君

『でも、山さんの時のこともある。山さんの時は、場所移動できなかったけれど、花の場合は、どこにでも咲くことが出きるし、勝手にどんどん増やすことも出来る。それに、きれいな花が外に咲いていたりすると、人間の中には、家に持ち帰って部屋に飾ろうとか思う人がいる。そうすると、花に触ることになる』って、僕

『で、花の毒にやられてしまうって言うこと。でもさ、レッドポイズンって、絶滅していた花でしょ』って、空君

『あぁ、だからモンスターが目を付けたんじゃないのかな。分かりいいだろう、全てモンスターになるんだから、今まで見たいに、時間をかけて自分達の仲間にするんじゃなくて、はじめからモンスターなんだから。風で運ぶことのできるし、はちやちょうが遠くまで運んでくれて、そこで芽を出すことも出来るから』って、僕

『じゃあ、どこかにレッドポイズンのボスがいるのかな』って、空君

『多分ね、そんな気がする。巨大なレッドポイズンって言うのは、やめて欲しいよね。それはともかく、空君、休まなくて平気なの。それとも、他に何か気になることがあるのかな』って、僕が聞くと

『うーん、僕の勘違いだと良いんだけれど』って、空君

『空君の、勘違いだと良いんだけれどって、何、僕はまだ眠れないから、話してくれていいよ』って、僕が言うと

『僕、さっきも言ったけれど実君とまた会えるのは、本当に嬉しいんだ。ただ、一つだけ気になることがあるんだ。僕が地上の住民で、学校に通っていたころ、学校の中で細かく言うとクラスの中で、いじめがあったんだ。僕は、一年生だったし、ほんの少ししか学校生生活っていうのは、経験していなかったんだけれど、いじめってあったんだ。一年生だから、いじめって言っても大したことではないかったけれど、三年生くらいになると、結構ハードだったりするんだ。僕が感じたのって、実君って、どこか両親のことだけではなくて、淋しそうな顔をしていたような気がしていんだけれど。僕は、いじめれた経験も、いじめた経験もないんだけれど、いじめられてた子やいじめていた子は、知っている。どんな感じかって、実君、明るいんだけれどなんとなく、アーー』って、空君

『ようするに、上手く説明できないけど、また実君に会うことがあったら聞きたかったって言うこと』って、僕

『うん、本当は、ずっと気になっていたんだけれど、ちょっとタイミングがずれちゃって』って、空君

『それは、すごく大事なことだから、ちゃんと確認しよう。実君が、もし一人で抱えていて、抱えきれなくなってしまったら、それは大変だから』って、僕

『良かった。言ってみて、でも、僕の勘違いだといいなぁ』って、空君

『僕も、そう思う』って、僕が少し嬉しそうな顔をして言うと、空君が

『なんで、嬉しそうな顔をするの、嬉しい話じゃないのに』って、

『えっ、あ、それは、空君も愛ちゃんも、二人ともすごく優しい子だから、僕、なんだか嬉しくて』って言うと

『元ちゃん、お父さんみたい』って、言いながら、空君は僕のことをギュッて抱きしめた。


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