『へー、ジュニアさんも反抗期があったんだ』って、空君

『ジュニアさんの反抗期って、どんなだったの、ジュニアさんの子供のときって、どんな感じだったのかな。リッちゃんやアッちゃんの子供のときって、散歩の時に同じ犬種の子供を見つけた時に、教えてもらったけれど、シェパードさんはまだ見ていないから』って、愛ちゃん

『嫌だな、みんなで、そんな眼で見ないでください。僕の反抗期なんて、可愛いものですから。お父さんの方が、凄かったって、よく家の人達は言っていますから、それから、僕、自分で言うのもなんですが可愛かったんです、子供の頃、今は少し強面だけれど』って、なんとなく口を尖らせて、そして照れくさそうにジュニアさんが言った。

『シェパードの子供って言うのは、あんまり見ることがないと思うんですが、それは可愛いですよ。耳なんか、今は立っていますが、子供の時はたれていて、五ヶ月くらいになると段々立ってくるんですよ。アッ、それから、耳には耳番が2ヶ月くらいの時のつけられるんです』って、オリーブさんが教えてくれた。

『まぁまぁ、きっと、みんな大なり小なりあったと思うから、反抗期は。で、因みにその耳番を、つけるときは痛いんですか』って、アッちゃんが聞くと

『もう、忘れてしまいましたが、キャンって泣いた記憶は残っています』って、親子で

『それより、さっきの大予言って気になりますよね』って、オリーブさんが

『うん、地上の世界にも天界にも、いい大予言だったら、歓迎なんだけれどモンスターなんかが、地上で悪さをするのは許せない』って、僕

『大予言って、調べた方がいいのかな』って、アッちゃん

『多分、調べるより先に色々な事が、起きそうな気がしなくはないんだ。僕、ずっと雨の匂いがしているから』って、僕が言うと

『元気さんもそうですか、僕もするんです、雨の匂い』って、オリーブさん

『雨の匂い、どんな匂い』って、空君と愛ちゃん、それにジュニアさんが、アッちゃんにはなんとなく分かるみたいだ、うなずいていたから。

『うーん、そうだな、空気が湿気っているんだ、今もそうだよ』って、僕

そんな話をしていたら、オリーブさん達のお母さんが

『さあ、二人とも散歩に行くわよ、いらっしゃい』って、呼ばれたので、僕らは帰ることに、そして

『なんだか、またすぐに会うことになりそうな気がしているんだけれど、じゃ』って、僕が言うとオリーブさんが

『それは、あたらない方がいいですね。みんなで話をするのは楽しいけれど』って、また

『早く』って、言われたので、僕らは簡単に別れの挨拶をして別れた。

今日の帰りは、リッちゃんが先に帰ってしまったので、アッちゃんの背中に僕、空君、愛ちゃんが久々に乗っかっている。愛ちゃんは、僕を抱えながら

『雨の匂いがするって、また雨が降るの。この前みたいにゲリラ豪雨っていうの。ピカピカ光るのも、愛ちゃん、本当のこと言うと、あれ嫌いだよ。一人で居たとき、怖かったころを思い出すから。声をだして泣くと叱られたから、いつも我慢していたけど、愛ちゃん、ブルブル震えていたんだ』って、僕の頭の上に愛ちゃんの涙が落ちてきた。

『今は、愛ちゃん一人じゃないから、怖くないだろう』って、空君が

『そうだよ、愛ちゃんは一人じゃないよ。僕らがいつも一緒だよ。リッちゃんだって、そう言うよ』って、僕とアッちゃん。愛ちゃんは、こんな小さくて、いつも一人で怖い思いをして、淋しくて、悲しくて、世の中では食べ物をいっぱい捨てたりしているのに、愛ちゃんはいつもお腹を空かしていたんだって、僕らが、急に沈んでしまったら、

『雨と大予言って、関係があるの。大予言って、何が降ってくるの』って、愛ちゃんが真剣に聞いてきた。

僕らは、その何が降ってくるのかって言うことが、なんだか愛ちゃんらしくて、少しほっとした。

『大予言って言うのは、降ってはこない。いや、何か降ってくるかも』って、僕が言うと

『元ちゃんも、じゃ、明日、調べよう。図書館へ』って、アッちゃん

『リッちゃん、今度は公園にいるよ。元ちゃんのお母さんが、アッちゃんのお母さんにサブさんを紹介している』って、空君がクスクス笑いながら


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