ううん、アッちゃんちの近くに住んでいる犬さんって、誰って、僕らは、一斉にアッちゃんを見た。

『えー、僕?待って。僕の家の近くに住んでいるのは、トイプードルのフルーツさんだよ。もしかすると、様子がおかしく見えたのは、フルーツさんじゃなくて、ほら、シェパードの』って、アッちゃんが言いかかった時、全員で

『オリーブさんだ』って、合唱

『そうだよ、オリーブさんだよ。間違いない。僕、二人とも散歩で会ったことはないけれど、住所で言うと近い』って、アッちゃんが

『でも、なんでお母さんが、オリーブさんのこと知っているのかな。僕、聞いたことなかったけれど』って、アッちゃんは、そう言って首をかしげた。

『近所の犬って、あのアッちゃんを何回か、抱いて運んでくれた八百屋さんの子?』って、お母さんが聞くと

『違う、最近友達になった子がいるのよ。シェパードのオリーブって言う子なんだけど、家の中で飼われているんだけれど、時間によって庭に出ているのよ。で、病院に行く途中だから、出ている時は少し話をしていくの。だから最近、時間帯があう時は、オリーブに会うために、病院まで歩いているのよ。丁度、そこの家の前って車が止められなくて、まぁ、いい運動になるからいいかって。アッちゃんがいたら、いい友達になりそうな良い子なのよ』って、れいちゃん

『それで、その子がどうしたの』って、お母さん

『うん、あのカラスとハトの大群の騒動があった前の日、私、夜勤だったの。その時間に、オリーブが出ていることはないから、車で出勤しようと思ったんだけれど、たまたま寄る所があったから、歩くことにしたの。そうしたら、オリーブが庭に出ていたのよ、飼い主さんも一緒に。で、飼い主さんに珍しいですね、こんな時間にって聞いたら、いつもそんなことしないのに、オリーブがドアの前で外に出るっていう感じであんまり吠えるので、しょうがないからって。それが、変なのよ、飼い主さんが言うには、庭に出したら空を見たまま動かないんだって、。本当にそうなのよ、私がオリーブって声を掛けても、やっぱり空を見たきり見向きのしなくて、いつもは、尻尾を振ってくるのに』って、れいちゃん

『偶然だよ、そんなの。飼い主でもないし、ただ呼んだだけじゃ、その犬だってそうそう尻尾を振っては、来ないよ。なんかおやつでもあれば話は違うだろうけど』って、お父さん

『でもね、次の日、夜勤あけで、オリーブの家の前を通ったから、ちょっと庭を覗いたの。そうしたら、飼い主さんと目が会っちゃって、昨日あれからどうでしたって聞いたの。そうしたら、オリーブ、一晩中庭に出ていたんだって。飼い主さんは、付き合うわけにもいかないから、自分は家に入って時々庭のオリーブを見ると、やっぱり空をずっと見ていたんだって。で、今はって聞いたら、疲れたらしくてご飯を食べたら、爆睡だって言うのよ。なんか感じない』って、れいちゃんが言うと、お母さんも

『そりゃ、なんかあるよ、絶対に。会いたい、そのオリーブって子に』って、お母さん

やっぱり、お母さんはそう来たか、僕はれいちゃんの横でまったりとしている、リッちゃんを見た、リッちゃんも僕を見ていた。そしたら、アッちゃんが少しあーあーって、顔をしている。

『でしょう。会いたいでしょ。私もなんか、リーダーの猫さんに会いたいもの』って、れいちゃん

この二人なんか似ている、そしてリッちゃんに

『行こう、散歩』って、二人してリッちゃんに

『リッチ、付き合ってやんな。まったく』って、お父さんはあきれている。

ただし、この日、この二人は、サブさんに会うことは出来ませんでした。僕らが、サブさんにお願いして、お母さんとれいちゃんに会ってもらうことも出来たけれど、それは、僕ら子供達としっては、僕にリッちゃん、アッちゃんなんだけれど、駄目だよ、偶然会う分のは、いいけれど、そういうことには力は貸せない。そして、この二人は、翌日オリーブさんに会いに行ったんだ。ただ、会いにって言うか見に、この二人とも猫の言葉も犬の言葉も、分からないんだけれど、勝手にする会話が妙に当てはまったりして、トホホなんだけれど。きっと、どこかで猫や犬とかかわりを持っていたいんだと思う。そういうことで、僕らも一緒にオリーブさんに会いに行った。そして、

『これからも、、この二人を宜しく』って、僕らはオリーブさんに特にアッちゃんは、お願いしていた。オリーブさんとの話は、これからなんだけれど。


                   続きはまた天使