『アッちゃんは、モンスターが関係しているって思うんだ』って、リッちゃんが、自分もそう思うって顔で聞く。
『うん、そう思うような降りかただよ。なんだか、人の生活の全てを流してしまうような。少しづつパワーアップしていきそうで、少しつづ雨の間隔も短くなっていくような気がする』って、アッちゃん
『ねぇ、そうなったらどうなるの。もし、モンスターだったら』って、愛ちゃんが
『元ちゃんも、モンスターが関係しているような気がするんでしょ。だから気になったんでしょ』って、空君が
『うーん、でも、考えると人間も自然に対しては、かなりひどい事しているからさ、難しいんだよな。自然に関係しっていることって、絶対とは言わないけれど、どこかで人間が手をかけているよね。それも、不味い方に』って、僕
『人間って、モンスターみたいなところを持っているよね』って、空君が言うと
『そうだけど、良い人に変わることもできるよ、人間は』って、愛ちゃんが少し恥ずかしそうに
『ねぇ、そのことはまた改めて話をしよう。それより、このニュースのところに行ってみよう。ほら、よく見て、あの川の中にある島。あの島に犬が取り残されている』って、リッちゃんが
『待って、子供もいるよ。犬は、あー、子犬も』って、空君
『場所は、分かる。任せて』って、リッちゃんとアッちゃん
『あの僕、五郎です。お願いがあるんですけれど』って、テレパシーが送られてきた。
『あのコーギーとラブのミックスの五郎さんですよね。どうしたんですか、何か起きたんですか』って、アッちゃん
『えぇ、僕の友達親子と飼い主の男の子が、川の中にある島にこの雨で取り残されて、困っているんです。私、その友達のSOSをキャッチしたんです。けど、僕、いえ私、外で飼われているとっても、自由が利くわけではありません。それで、助けて欲しいんです』って、五郎さん
『それなら、今、僕らもテレビのニュースを見ていて、助けに行こうって話していたんです。あのお友達は、柴犬で子犬が一匹と小学生の低学年、高学年まではいってなさそうな男の子が一人が映っていたんだけれど。なんか、レスキューに人達も大変そうにしているんだけれど』って、僕が言うと
『そうです、間違いありません。何でも、川の流れが速いのと、岸から結構離れているらしくて、難しそうみたいなんです』って、五郎さんは半泣きで
僕らは、五郎さんと話をしながら、すでに現場の川に向かっていた。すごい雨だ、そして風も、きっと鉄砲水っていうのに想像したのかな。
『五郎さん、僕らは川に向かっています。安心して、急いでいるから。でも、なんで犬と子供だけなの。その子のご両親は、一緒じゃなかったの。雨が降ったりしなくても、子供と犬だけで行くような場所じゃないかったよ』って、アッちゃんが言うと、
『どうも、信長が言うには、あっ、信長って友達に名前なんですが、どうやら家出をしたらしいんです。だから、信長たちの本当の飼い主さん、子供の両親は、ちょっと複雑らしくて、このことを知っているかどうかは、定かではないらしいんです』って、五郎さん
『見えてきたよ。きっと、あそこじゃないかな。子犬を抱いている男の子に犬が寄り添っている。なんだか、その信長さんが男の子と子犬を守っているように見える』って、空君がその声は、上手く五郎さんにも聞こえたらしく
『そうですか、信長が実君の小町のことを守っていますか』って、五郎さんは信長さん親子と実君という男の子の、事情を知っているらしく、もう我慢できなくなって泣きながら言った。
『何とかなりますか。助けられますか』って、五郎さん
『大丈夫よ。カラスさんやハトさんのことに比べたら、ねぇ』って、愛ちゃんが明るい声で
『もう、着きました。あれ、どうなっているんだ、元ちゃん、どうしたんだろう』って、アッちゃん
『どうなっているんだ、拒否されている』って、僕
『どうしたんですか』って、五郎さん
『僕らの下に、いるんです。信長さん親子と実君、でも、島に下りれないんです。僕らを拒否しているんです。助かることを望んでいないんです。誰かが、自分達の蝋燭の炎を消そうとしているんです』って、僕
『もしかすると、実君だと思います。僕にSOSを、送ってきたのは信長ですから、小町はやっと予防注射が終ったばかりの何も知らない子供です。実君は』って、五郎さんは言いかけて
『五郎さん、何か知っているのなら話してください。このままでは、みんな流されてしまいます』って、僕
僕が、五郎さんと話している間、みんなは一生懸命に島に中で孤立している、実君、信長さん親子に、僕らを受け入れてくれるように話かけている。
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