子供のハトさんは、何も言わず、ただただ、嬉しそうにカラスのお母さんの周りを飛んでいることで、僕らにも

『とても幸せなんだ、僕、だから、ハトのお母さんもお父さんも、安心して。カラスのお母さん、優しいよ』って、体全体で表している感じに見えた。

そんな子供のハトさんを見ている、モンスターハトさんとピンクのモンスターハトさんがいた。二人とも、深々と頭を下げ、ニッコリと微笑んだ。

同じように、遠くでモンスターカラスが、頭を下げているように見えた。

僕らも、夢の中で頭を下げていた。そして、そんな光景とは、魔反対に、機械のモンスター3が僕らの前に突然現れて、

『そうやって、のんびりとしていられるのも今だけだ。次から次に、私の仲間のモンスターが、暴れてやる。お前の町なんか、あっという間に壊してやる、これからは人間の醜い部分に入って、この町をモンスターのものにしてやる。嘘と暴力の蔓延している町にしてやる。、みんな壊してやる』って、

あー、夢か、せっかく良い夢を見ていたのに、機械のモンスター3に邪魔された。なんだか、予告じみた夢って、僕嫌いだな、なんて思いながら目が覚めた。みんなも不愉快そうな顔をして、目を覚ました。

リッちゃんは、お母さんに

『リッちゃん、なんかご機嫌斜めみたいな顔をしているじゃない。もう、寝すぎなんだよ』って、言われている。

それに対して、リッちゃんは

『お母さん、なんかお腹が空いたよ』って、言いながら、お母さんの後ろをくっつて歩いている。オッ、ビスケットをゲットしたらしい。

誰からとはなく、夢の話になった、どうも同じ夢を見ていたらしいということになった。みんなが気になったのは、やっぱり機械のモンスター3が言っていたことだ。リッちゃんが、ビスケットを銜えながら

『ねぇ、この町せっかく落ち着いたのに、またモンスターに狙われてしまうのかな。今度は、狙われるのは人間なの、なんか、人間ってすぐモンスターの化身になっちゃいそうで、僕、心配だな』って

『そうだよ、人間って。僕や愛ちゃんみたいに、子供だったら、狙われたりはしないだろうけれど、大人はねぇ。それとか、中学生とかになると怖い子がいたりするから、やっぱり子供も分からないのかなぁ』って、空君

『僕ら、動物より簡単だろうな、人間は。欲が一杯だし、それに僕らは、犬にしても猫にしても色々と犬種や猫種があっても、仲良く出来るけれど、人間は人種差別って凄いんだよな』って、アッちゃんが

『人種差別って、なにビックリマーク人間ってそんなに種類があるの。やっぱり、長毛とか短毛とか』って、愛ちゃんが不思議そうに聞いてきてた。

『毛の長さじゃないよ。はげている人はいるけれど、意味としてはかなり違うよ。愛ちゃんや空君は、日本人。世界中には、たくさんの国があって、それと同じだけ人種があるんだ。でもね、僕らは、どこの国の何人ではなく、人間は人間って言うことで行こうよ』って、僕

『そう、なんか区別するんだったら、良い人とか悪い人でいいんじゃないの』って、リッちゃん

『うん、優しい人とか。愛ちゃん、会いたいな』

『えぇ、誰に、愛ちゃん、知り合いの人がいるの』って、空君が

『ほら、優しい人、天使君のお姉さん、天使君にも会いたい』って、愛ちゃん

『そうだね、でも、その前に、今回パワーを送ってくれたみんなにお礼を言いに行かなくちゃ』って、僕

『アッ、愛ちゃん、意外と早くに天使君に会えるかも』って、アッちゃんが

『えー、本当』って、愛ちゃん

『うん、病院で飼われているゴールデンの院長の病院が、天使君の家の近くなんだ。元ちゃん、どうする』って、ニコって笑いながらアッちゃんは、僕の方を見た。

『OK、じゃ、一番は、ゴールデンの院長さんからにしよう』って、僕が言うと、愛ちゃんも空君も大喜び。そして、リッちゃんは

『僕は、会ったことがないんだ。天使君に、楽しみだ、まだ子猫さんなんだよなぁ。可愛いんだろうなぁ』って


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