『ねぇ、海の中で眠っていたハトさん達のように、オリーブが力を貸してくれるかな。ピンクさん、ハトさん達は、いつもオリーブに守られていたんだよ。知っていた』って、空君が

『オリーブに私達が守られていたの』って、ピンクさんが

『そうだよ。きっと、そうじゃなければ、あんな不思議なことはないよ。カラスの子供達を運ぶときは、オリーブは力を貸してくれなかった。あの時は、今回もパワーを送ってくれた、生き物のみんなだけで、オリーブのベールみたいなバリアはなかったもの、ねぇ、アッちゃん』って、空君が

『本当です。僕も、一緒に海の中からハトさん達を引き揚げたので、正直言って驚きました。今回の全てにオリーブは、ハトさん達のこと守っていてくれましたよ。知っていましたか、オリーブはずっとハトさん達を平和の象徴として、見ているんですよ。どんなことがあっても』って、アッちゃんが言うとピンクさんは

『私も、モンスターハトもオリーブの枝のことを忘れていたのかも。私達ハトの原点なのに、恥ずかしいです』って

モンスターハトさんの中の僕と愛ちゃんは、そろそろ作業が終わりに近づいていた。

『元ちゃん、きれいになったよ。集め残しはないよ。愛ちゃん、3回点検したよ』って、胸を張って愛ちゃんが言う

『うん、僕も集まった機械のモンスターを、みんな粉々にした。終った。後は、モンスターハトさん、モンスターハトさんの仕事になります』って、僕が言うとモンスターハトさんは

『何でも言ってください。自分を爆発すとことだって、今の私には怖くなければ、悔いもありません』なんって、物騒なこと言うから、僕は焦って

『そんなお願いはしません。僕らは、みんなに蝋燭の炎を大事にしてもらいたいんですから。お願いしたいのは、この粉々にした機械のモンスターをおもいっきりフーって吹いて、体の外に出して欲しいんです、残さずにきれいさっぱりと、それで機械のモンスターから開放されます』って、僕が言うと

『粉々になった機械のモンスターって、もう生き返ったりしないの』って、愛ちゃんが前に白いハトが生き返っていたから、聞いてきた。

『今度は、大丈夫だよ。オリーブのゲェーをしっかり掛けて、液体窒素も掛けたから』って、僕が言う

『じゃ、おもいきり吹いてみます』って、言ってモンスターハトさんが、自分の体の中から機械のモンスターを、全て吐き出すように大きく息を吐いた、一回、二回、三回と苦しくなってゴホゴホって、咳が出るまで

『どうでしょう、まだ、残っていますか』って、苦しそうにモンスターハトさんが聞いた

『もう、なにも残っていないよね。凄くきれいだよね、元ちゃん』って、愛ちゃんが僕に聞いてきた。

僕は、改めてもう一度モンスターハトさんの肺の中を、一回りして、うんうんって首を縦に振りながら

『はい、きれいに無くなっています。そして、最後にもう一吹きお願いします』って、僕

『えー、まだあるの』って、愛ちゃんが

『そうだよ、これを吹いてもらわないと』って、僕が言うと、モンスターハトさんガ、心得ましたって言う感じで

『いつでも言ってください。私の準備はいいです、ここからよりは、口からの方がいいと思いますので案内します』って、僕と愛ちゃんはモンスターハトさんが誘導してくれる通りに、口に向かって歩いた。そして、口まで着くとモンスターハトさんは、大きくくちばしを開けてくれた。僕がモンスターハトさんの中に入ったときには、想像もつかないくらいに大きく開けてくれたんだ。僕と愛ちゃんは、その大きく開いたモンスターハトさんの口ばしから、無事に出ることが出来た、外だ、太陽だ、新鮮な空気だ。

『ありがとう、モンスターハトさん』って、僕と愛ちゃんが言うと

『とんでもない、自分の方こそ、ありがとうございます』って、他にも言いたそうだったけれど涙で言葉が詰っていたみたいだった。それに、僕と愛ちゃんがモンスターハトさんの中から出てきたら、アッちゃんと空君がすごい勢いで飛んできた。

『機械のモンスターは、』って、二人は

『うん、粉々になって海の中。子供のハトさん達は、ちゃんと固まっている』って、僕

『あー、愛ちゃんの雄たけびの威力が凄いから、みんな固まっている。それとリッちゃんの方も、上手く行ったよ』って、アッちゃんが言うと

『フ、フーン』って、愛ちゃんが自慢げに鼻を鳴らした。僕は

『良かった』って、一言

僕らと、モンスターハトさんは、ピンクさんが見ている子供のハト達のところへ


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