リッちゃんと空君が、海の中で眠っていたハトさん達をバリアに包んで、運ぼうとしているとき、そして運び始めたころも、僕と愛ちゃんは、まだ、モンスターハトさんの肺の中で機械のモンスター3と、モンスターハトさんとピンクのモンスターハトさんに接続している機械のモンスターを、切り離し作業をしていた。
アッちゃんは、少しの間動かなくなっているピンクのモンスターハトさんとモンスターハトさんを、見ていたけれど動きがないことを確認してから、アッちゃんは、テレパシーで
『元ちゃん、モンスターハトとピンクのモンスターハトは、完全に動きが止まっているよ。中はどうなっている。僕、固まっている子供のモンスターハト達が、どうなっているのか見てこようと思うんだけれど、いいかな』って
『えっ、子供達』って、ピンクのモンスターハトさんが言うと
『良かったら、アッちゃんと一緒に子供達を見てきてください。ピンクさんと機械のモンスターは、切り離したので、もう自由ですよ。自分の好きに動いてかまわないんですよ』って、僕が言うと、ピンクさんは
『本当ですか。いいんですか。子供達のところへ行って』って、ピンクさんが嬉しそうに
『一緒に行きましょう。子供のハトたちのところへ。安全な場所に連れて行くには、僕一人では無理ですけれど、すぐに元ちゃんと愛ちゃんが来ますから。さぁ、行きましょう』って、アッちゃんが
『そうですか、子供のハト達は、無事ですか』って、モンスターハトが一言言うと、僕にも愛ちゃんにも見ることは出来なかったけれど、大きな目から大きな涙がこぼれたんだって、誰も見ていないんだけれどね。
『そうよ、無事よ。愛ちゃんが叫んだら、みんな固まってしまったの。あー、大丈夫、また叫んだら、みんな元に戻るから。ただし、空の上では危ないから駄目だけれど。人間に殺されちゃうモン』って、愛ちゃんは明るく言った。
『脅かしちゃ駄目だよ、子供のハトさん達は、心配しなくて大丈夫です。さぁ、愛ちゃん、残りを集めよう。僕は機械のモンスターを粉々にしていくから、そのコードもこっちの持ってきて』って、僕が言うと
『どうやって、粉々にするの。それに粉々にしたの、どうやってモンスターハトさんの中から、外に出すの。あっ、忘れていたけれど、モンスターハトさんの中に入って来ることだけを、愛ちゃん考えていたけれど、どうやってモンスターハトさんの中から出るの。元ちゃんだって、そうよ。入って来るときは、空君にお願いできたけれど、出るときはどうするの』って、愛ちゃんは凄く心配そうに聞いてきた。
『ちゃんと考えてあるから、大丈夫。早く集めて、終わりにしよう。忘れ物がないようにね、ほら、手術のあとにメスを忘れて縫っちゃたってことになったら、大変だから』って、僕が言うと、愛ちゃんはかなり真剣に
『そうね、あとで、モンスターハトさんが痛くなっちゃたら、可哀そう』って、ブツブツ言いながら、集める。
そのころ、アッちゃんとピンクさんは、羽を広げたままとか、口を大きく開けたままとか、目を開いたままのハトさん、閉じているハトさん、いろいろの格好で固まっているハトさん達を目の前にしていた。ピンクさんの目には、涙がそして
『みんな、ごめんね。お母さんやお父さんや兄妹と、離れ離れにして本当にごめんね。もう少し、我慢していてね。すぐに合えるから』って言いながら、自分に対して
『なんていうことをしたんだろう、私は、もし愛ちゃんや元ちゃん、それにアッちゃんたちが、私とモンスターハトの目を、覚ましてくれなければこの子達は、今頃機械のモンスター3の下で操られて、平和の象徴どころか、人間にも、動物にも、植物にも、この世の中全ての生き物に、不安と恐怖を与えることになったんだと思う。そして、この子達の未来も、無くすところだった。ありがとう、アッちゃん』って、
『僕らに、ありがとうなんていらないんです。僕らは、みんなが、笑っていてくれたら、平和でいてくれたらいいんです』って、アッちゃんが言っていると、遠くの方から
『アッちゃん、ピンクさん』って、大きな声で僕とピンクさんの名前を呼びながら、空君がニコニコしながら
『海の中のハトさん達を、リッちゃんが一人で大丈夫なところまで送ってきたよ。ピンクさん、安心してください』って、空君は、固まっている子供のハトさん達を見ながら
『どうだった、カラスの子供の時みたいに、騒いだりは』って、アッちゃんが言うと
『うん、大変だった。思ったよりも、目を覚ますハトさん達が多くて、リッちゃんが困っていたら、オリーブの葉っぱが助けてくれたよ。で、安心して戻ってきたんだ』って、アッちゃんが
『きっと、目を覚ましたハト達は、困らせてしまったんでしょうね。許してください』って、ピンクさん
『そんなこと気にしないで、それよりも、子供達を何とかバリアに包もう』って、アッちゃんが
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