丁度、リッちゃんのことがでてきたので、このときのリッちゃんと海の中で眠っていたハトさん達のことお話しするね。みんなは、愛ちゃんがピンクさんとの心の話が上手くいき始めて、モンスターハトさんだけの攻撃になったころから、もうそろそろ全てが上手くだろうということを確信し始めていたので、モンスターハトさんの攻撃が止まったら、すぐにリッちゃんが海の中で眠っているハトさん達を連れて先に帰ることを決めていたんだ。子供のハトさん達を先にっていうこともあったんだけれど、海の中で眠っていたハトさんの中に、目を覚ましそうなハトさんが何羽いたので、そう決めたんだ。カラスの子供達を安全なところまで運んだときは、みんなで協力してだったんだけれど、今度はリッちゃんが一人なので、かなり心細そうにしていたみたい。でも、空君が自衛隊のヘリや、マスコミのヘリ、海の上にはやっぱり自衛隊の船とかもろもろが迫ってきていたので、それをやり過ごすまでは、一緒に。だって、折角ここまで無事でいることが出来たのに、人間に攻撃されては悲しすぎるから。
それと、今回のハトさん達は、カラスの子供の時よりもかなり多かったので、本当は凄く心配だったんだ。けど、この時のリッちゃんの頑張りは、いつも元ちゃんどうしようって言っているリッちゃんからは、想像がつかないくらいに、男らしかったよってあとでアッちゃんと空君が教えてくれた。
そのことを、リッちゃんに言ったら、少し照れながら
『僕だけの力じゃないんだ。みんなが、ほら、猫のサブさん達とか犬の五郎さん達が、パワーを送ってくれていたんだ。僕、強く感じたもの、ねぇ、今度みんなに、お礼に行こうよ』って、言っていた、これは別の機会にお話しするけれど、ちゃんと行ったんだ、みんなのところへ。
で、カラスの子供達を運んだときは、バリアに包んで安全なところまで運んで、あとは生き残ったカラスのお母さん達に誘導してもらったんだけれど、今回はリッちゃんが僕らの家の近くの公園まで、ハトさん達を連れて行ったんだ。この時、とても不思議なことがあったんだって、それは、海に眠っていたハトさん達を一度海の中から引き揚げて、それからアッちゃんとリッちゃんと空君と三人で、ハトさん達をバリアに包もうって決めていたんだ。ところが、オリーブの葉に覆われていたハトさん達は、アッちゃんたちがバリアで包まなくても透明のバリアに包まれていたんだ。それはまるで、ハトさん達が『ノアの方舟』依頼ずっと、平和の象徴として頑張ってきたことの、ご褒美のようだった。確かに、海の中で眠っていたハトさん達や子供のハトさん達の代表とういうか、リーダーっていうか同じか、そうとにかくモンスターハトさんとピンクのモンスターハトさんが、機械のモンスター3の甘い誘惑、ハトだけの世界を創ろうという誘いに乗ってしまったことが発端なんだけれど。まぁ、責任は、モンスターハトさんとピンクのモンスターハトさんにあるといえばそうななんだけれど、少なくともこの二羽のハトさん達は、自分達の利益と言うよりは、世界の中で平和の象徴なんて言われているわりに、決して自分達が優遇されていなくて、何か都合にいような存在にされている自分達の立場、そして自分達の仲間の未来を考えた時に、ずっと不安を感じていたんだと思う。だって、食べるものが無いんだもの、これは、ハトだけの問題ではなくて、カラスにしても、他もろもろの渡り鳥なんかも、本当に困っている。勿論、鳥だけじゃなくて多分人間を含めた生き物全てが、食糧難度と思う、だから何でも口に入れる、そんなことが続いていくと、自分達の仲間の姿がある時奇形になっている者が生まれてくる。片足しかない鳥、鳥は飛ぶことが出来れば良いというものではない。まだ、足が一本というのは良い、こんな言い方は嫌いなんだけれど、羽が、あるべき枚数羽がないということは、これは長距離を飛ぶことに支障を来たすわけだ。これが、醜いアヒルの子ではない、現実なんだ、だから、白鳥にはならないんだ。
そんなんだから、二羽のハトさん達は、機械のモンスター3の怪しい誘いに乗ったんだ。
でも、気が付いたんだよ、そんなに自分達だけに都合のいいことはないって、自分達の世界って言うことは、他を浄化するってことになるから、そんな乱暴なことはしてはいけないということに。
こんなハトさん達の置かれている立場を、きっとオリーブの神様が見ていたんだと思う、だから僕らにも遠巻きにオリーブって暗示てくれたり、オリーブの葉っぱがハトさん達を守ってくれたりしたんだ。
それで、何とかリッちゃんは無事にハトさん達を、公園に送り届けることが出来たんだ。目を覚ましてしまったハトさんも・・・
続きはまた![]()