『元ちゃん、もったいぶらないで。時間がないんだから、早く教えて』って、リッちゃん

『ちょっと待って、今そっちに行くから』って、僕はアッちゃんたちに言い、空君には今の話をそのまま聞いてもらっていたので

『元ちゃん、ここは僕一人で大丈夫。ハトさん達を助けてあげて。白い大きなハトは、僕が海に墜落させるからその後、何とかしてやっつけてね』って、空君

『分かっている。それも全部含めて、オリーブの葉に掛けてみるから。空君、何かあったらすぐに僕らを呼ぶんだよ。モンスターハトはすぐそこにいるんだから、無理をしちゃ駄目だよ』って、僕

『何かあったら、すぐに呼ぶから心配しないで』って、空君

『それと絶対に一人で、モンスターハトに向かって行かないって約束だよ。僕に考えがあるから、それには絶対に空君の力が必要なんだから』って、僕は念を押した。

『アッ、それから空君、もしかしたらアッちゃんたちのほうに来てって呼ぶかもしれない、そうしたら、愛ちゃんと一緒に来て、その時の合図は、僕に鳴き声、いい』って、僕

『了解』って、空君

僕は、一人なのでアッちゃんたちのところまでワープして、

『どんな感じ、上から見ると凄い数だね。話の続きなんだけれど、僕が思うに、僕がゲェして出した毛玉の中には、キャットグラスのよう素が含まれていると思うんだ。勿論、葉っぱも混じっているし、これにアッちゃんとリッちゃんが、オリーブオイルを掛けてくれたら、そしてそれが、このハトさん達に掛かったら、気絶したまま墜落して海でじっとしていてくれると思うんだ。葉っぱが、重石になって』って、僕が言うと

『あぁ、そこまでは解っているよ、問題は白い大きなハトはどうなるのかってこと』って、リッちゃん

『うん、これはやってみないとはっきりとは言えないんだけれど、ただ、平和の象徴の中には、ハトだけではなくてオリーブも関係していると思うんだ。何しろ、オリーブの枝をハトが銜えて、ノアの方舟に帰ったことで船から出るころが出来たんだから、きっとオリーブの葉っぱも、僕らに味方してくれそうな気がするんだ』って、僕がここまで言うと、アッちゃんが

『こういうことかな、元ちゃんが言いたいのは、白い大きなハトにとってオリーブの葉っぱは、気絶させられて消滅させられることの二つが一度に出来るんじゃないかってこと』って

『そう、一石二鳥って奴、どう思う。僕はこれに賭けてみようと思うんだけれど』って、僕

『うん、もう思いついたことは何でもやってみよう。僕も、その考えに掛ける』って、アッちゃん

『解った、僕もその考えに乗った、じゃ、空君と愛ちゃんも呼んでみんな一緒のほうがいいんじゃない。そのほが安心だし』って、リッちゃん

『そうしよう、空君と愛ちゃんを呼ぼう』って、言ってから、空君に聞こえるように大きな声で鳴いた。けど、ハトは、カラスの時のようには反応がなかった。ここのハトさん達は、何の変化もなく僕の鳴き声はどうやらキーワードにはなっていないらしい。もう、ハトさん達が、催眠術に掛かっていようが、洗脳されていようがかまわない、僕たちは、オリーブが僕らに力を貸してくれることを信じることにした。

『この不気味なハトの大群が、暴れだす前に何とかしよう』って、僕

『元ちゃん、アッちゃん、リッちゃん、一体何があったの。今、かなりやっつけてきたよ』って、空君が言うと

『愛ちゃんだって、一杯白い大きなハトをやっつけたよ。』って、髪の毛なんか振り乱しながら愛ちゃんが言った。


                続きはまた天使