アッちゃんとリッちゃんは、だれかれかまわずオリーブオイルを掛けまくり、愛ちゃんも大声で吠えた後ちょっとだけ、放心状態になったけれど気を取り戻して、オリーブオイルの付いたブーメランを投げまくっている。僕と空君は、出来るだけ白い大きなハトを狙う。

気が遠くなるけれど、さっきの愛ちゃんのギャーで子供のハト達をを気にしなくて良くなったのは、もの凄く気が楽になった。そして一つ、キーワードが見つかったことになるし、こういうのを怪我の功名って言うのかな。

出来ることなら、野バトさんたちには、オリーブオイルの攻撃で気絶して海に墜落したら、戦いが終わるまで気絶したまま海にいて欲しい。戦いが終わったら、僕らは絶対にモンスターなんかに負けたりはしないから、そうしたら無事に、どこか安心できるところまで送り届けることが出来るんだけれど。それに、気絶したままだと無理な動きなんかをしないから、きっとその方が安全のような気がするんだけれど、なかなかそんなに僕らの思いどうりになんか行くわけもなく、焦って溺れてしまうハトさんや、勢いよく飛び立ち人間に打ち落とされるハトさんたちもいっぱいいた。

今の時点では、悔しいけれど僕らには、何もしてあげられない。僕やアッちゃん、リッちゃんの目には、自衛隊のヘリや、マスコミのヘリ、海を見るとやっぱり自衛隊や警察、マスコミの船が迫ってきている。空君や愛ちゃんの目に、見える時にはここの戦いが終わっていますように。

少し不思議に思ったことがあるんだけれど、僕はみんなに

『ねぇ、このハトの大群って、少しおかしいと思わない。ただただ、前進している。なんて言うか、なんで止まって、僕たちと戦わないのかな。カラスの場合は、とにかく襲い掛かってきていたけれど、この大群始めは襲い掛かってきたけれど、僕らが大群の中に吸い込まれ始めたら、突っついたりはしたけれど、白い大きなハトにしても攻撃してこないと思わない』って、

『そう言われると、なんか妙な感じはするけれど』って、アッちゃん

『うん、カラスの大群と、この大群を比べてみると目が違うよ。カラスは、キッって目をしていたのに比べて、このハト達の目はうつろだよ。いくら催眠術に掛かっていると言っても、カラスも催眠術に掛かっていたわけだから』って、リッちゃんが

『ねぇ、このままハトの大群の中に吸い込まれていっては、不味いんだと思う。僕と空君は、このまま進んでモンスターハトと戦うから、アッちゃんたちは、戻って先に進もうとするハトをくい止めて、そして白い大きなハトをなんとかやっつけて欲しいんだけれど』って、僕

『愛ちゃん、白い大きなハトをやっつける。ブーメランに頑張ってってお願いするから、任せて』って、愛ちゃん

『よし、僕とリッちゃんは、野バトを何とかオリーブオイルで、海で眠っていることを祈りながら、噴射するよ、ねぇ、リッちゃん』って、アッちゃんが

『じゃ、決まった。二手に分かれよう。愛ちゃん、何かあったらすぐに叫ぶんだよ。吠えちゃ駄目だよ』って、僕

そして、僕らは二手に分かれた。僕と空君は、白い大きなハトをやっけながらどんどん前に進むモンスターハトを目指して、あっちゃん、リッちゃん、愛ちゃんの三人は、今来たのを逆送する、アッちゃんとリッちゃんは、オリーブオイルを吹きかけながら、愛ちゃんは、白い大きなハトをブーメランで狙い打ちながら。

愛ちゃんは、オリーブオイルの付いたブーメランに

『ブーメランさん、お願い、白い大きなハトをやっつけたいの。愛ちゃんたちは、普通のハトさんと子供のハトさんたちを助けたいの。お願いです、力を貸して、早くしないとハトさん達、今度は人間に殺されてしまう。、ハトさんは、平和の象徴なのよ。みんなの蝋燭の炎を消さないで、愛ちゃん、嫌なの、自分と関係のないところで、勝手に炎を消されるのが。みんなの、大事な炎を守ってあげたの』って、泣きながら、そして、ブーメランを投げる時に

『白い大きなハトさん、今度、生まれてくるときにはモンスターに、心を。奪われちゃ駄目だよ。静かに眠ってね』って

アッちゃんとリッちゃんは、ハトたちの頭上から、オリーブオイルを掛けた。たまたま、大量にオイルが掛かったハトの中には、ヒクヒクと痙攣を起こすハトも出ていた。


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