モンスターのカラスって言っても、鳥なわけだからそうそう武器なんか持っているわけが無い。だから、自分の身を削って戦うことになったんだろう。悲しい、全てあの巨大なモンスターカラスのためなんだ。なんかそう言うのって、人間の社会でもよくあるんじゃないのかな。
どうにかこうにか、モンスターのカラスをやっつけ、最後の子供のカラスまでたどりつくことが出来た。けど、本当に困ったんだ、この子供のカラス達には、僕たちに襲い掛かって来るわけでもなく、ただ、巨大なモンスターカラスの周りを囲んでいるだけなんだ。そうして、ただただ前に進んで来るんだ。僕らにとっては、これは何かどうするとう攻撃よりも、最大の攻撃になった。要するに僕らからすると、ただでさえ子供に攻撃したりすることに抵抗を感じているのに、何もしてこないカラスの子供達には、手も足も出せない。
猫さんたちが、送ってくれたパワーではもう限界らしく、と言うよりは猫の鳴き声はこの子供のカラス達には、キーワードになっていないみたいだ。何か違うキーワードを至急見つけなくてはいけない。
早く見つけて何とか巨大なモンスターカラスをやっつけないと、僕らの後ろには自衛隊や警察のヘリコプターが近づきつつあるし、カラスの後ろからは、早くしないとハトの大群は来てしまう。
僕の思考回路は、気だけ焦ってしまって思うように回ってくれない、時間だけ過ぎていく。
僕を乗せているアッちゃんの背中が、呼吸を整えているのが解る。多分、リッちゃんも同じだろう、空君も愛ちゃんもかなり疲れているだろう。
そして僕は、決断をしなければいけないと、思ったとき
『元気さん、私、家と外を行ったり来たりしている猫のたま子です。至急、元気さんと話したいって言っている、そこから命からがら逃げてきたカラスのお母さんがいるんです。私を通して話を聞いてもらえますか』って、たま子さんからテレパシーが送られてきた。
『えぇ、お願いします』って僕は言ってから、みんなに今ここから上手く脱出できた、カラスのお母さんが話したいって、たま子さんのところに来ているらしいことを話す
『あの私、そこから子供を置き去りのして逃げた、カラスの母親です。こんなことお願いするのは、虫がいいことはよく解っているんですが、子供を子供達を助けたいんです。そこにいたカラスも、子供達も私もそうですが何にも知らないんです、どうしてそんなところに行ったのか、解らないんです。私は気が付いた時恐ろしくなって一生懸命飛んでいました。とにかく、住処の町を目指して、飛びました。やっとのおもいで帰ってくることは出来たのですが、子供をそこに置き去りにしてきたんです』って、カラスのお母さんは泣きながら、そこまで話した。
『多分、カラスのお母さんが自分の子供を連れて逃げようとしても、カラスのお母さんの子供のカラスは、一緒には逃げなかったと思います。みんな、催眠術にかけられていて、何かキ-ワードになる言葉か合図がなければ、子供のカラスたちは巨大なモンスターカラスの周りから、離れないんです』って、僕が言うと
『もしかすると、私達カラスの母親の鳴き声かもしれません。あの子供達は、私達母親がいないと、まだ何も出来ないんです。やっと飛べるようになったばかりで、スピードを出して飛ぶことも出来ません。だから、私達母親の鳴き声のする方へ帰って来ると思うんです。お願いです、子供達を殺さないでください。あの子達は、操られているだけなんです』って、カラスのお母さん
『僕らは、みんなが操られていることは知っています。僕らも子供達をどうやって、住処に帰らせられるか考えていたんです。じゃ、生き残っているお母さんカラスが、子供達を誘導してくれるんですね』って、僕
『そうです。でも、子供達もやっぱり、人間に攻撃されるんっですよね。どれだけの子供達が帰ってこれるんでしょ』って、カラスのお母さんは言った。。
『もし、お母さん達の鳴き声で子供のカラス達が、動いてくれるようならその後を僕がなんとかします』って、僕
『本当ですか、信じていいんですか』って、カラスのお母さん
『絶対に、僕が無事にお母さん達のところへ送り帰します。お願いです、鳴いてください』って、僕は言ってた。
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