『来たね、いついに。みんな気をつけて』って、僕が言うのが早いか、カラスの攻撃が早いか、大群の中にいた子供のカラスが数羽僕らめがけて襲い掛かってきた。多分、僕らの気持ちをなえさせようという、卑怯な攻撃のやり方だ。案の定、僕らは、少し気が引けて体勢が崩れた、そこをこの子供達の親らしきカラスが襲い掛かってきた。僕らは、子供のカラスに不意をくらい親のカラスには、この親達を死なせてしまってはって言う、痛いところを疲れ、敵に先制攻撃されてしまった。

まぁ、負け惜しみではないけれど、こんなことになるような気はみんなしていたので、体勢の立て直しは早かった。それにしても、子供のカラスとは言え、侮れない凄い力で襲ってきた。

巨大なカラスに化けたモンスターの周りを,子供のカラスに囲ませ、次はお母さんのカラス、次がお父さんのカラスとどこからともなく集められたカラス、その中にランダムに少し大きめなモンスターのカラスが混じっている。

『こんなに、入り混じっていると、やたらに火炎放射器が使えないよ』って、アッちゃんとリッちゃん

『うん、僕の液体窒素みたいな凍らせるのも、この状態だと少し無理かも』って、僕

『どうにかして集団になっえいるのを、少しでもバラバラにしないと戦いずらいよ』って、リッちゃん

そんなことを僕らが言っている間も、カラスの攻撃は続いている。何とかしなくては、このままでは僕らがやられてしまう。

カラスの攻撃をかわしながら

『そうだ、アッちゃん、リッちゃん、火炎放射器の火が出ないの、出来ないかな、その強い風だけとか。その風で集団を少しばらけさせられないかな。そうしたら、攻撃しやすくなると思うんだけれど』って、僕

『ああ、何でも試してみるよ』って、アッちゃんとリッちゃん

『それで、少しばらけたら空君はパチンコで、愛ちゃんはブーメランで何とか戦えるかな』って、僕

『うん、モンスターの化けているカラスは大きいから、的にしやすいから何とかなると思う』って、空君

『愛ちゃんも、何とかやれると思う』って

『アッちゃん、リッちゃん、大変だと思うけれど風を吹いた後、上手くカラスがばらけてモンスターのカラスの塊が出来たら、そこを狙って火炎放射器で攻撃して』って、僕

『OK』、『分かった、やってみよう』って、僕らの攻撃が始まった。

風の攻撃は上手くいった、とは言え大群なのでそんなに簡単には、巨大なモンスターカラスにまでは行き着かない。それと、一度風に飛ばされた普通のカラスが戻ってくるんだ、そのままどこかへ行ってくれるといいのに。多分、そうやって戻ってくると言うことが、モンスターカラスにコントロールされていると言うことなんだろう。

早いことろ、あの巨大なモンスターカラスをやっつけなくては、そうしないとマインドコントロールが解けないよ。

それと、僕はずっとカラスはマインドコントロールされているんだと思っていたけど、本当のところ僕はマインドコントロールって言うのが、どんなものなのかよく分かんない。もしかすると催眠術ってことも考えられるかな。もし、催眠術なら、何か解く言葉とか合図なんかがあったりするのかな、えー、どうするといいんだって、考えていたら、

『元ちゃん、ぼーっとしているとやられちゃうよ』って、アッちゃんに言われて、はっとした。何しろそのとき、僕はアッちゃんからずり落ちそうになっていたんだ。

愛ちゃんは、髪を振り乱しながら、帰ってきたブーメランを持ち替えてまた投げている。

空君は、ポケットから石ころを取り出しては、パチンコでモンスターが化けているカラスめがけて撃っている。

二人とも、結構命中している。僕もぼーっとしていないで、攻撃に参加する。

僕も、アッちゃんや、リッちゃんたちと同じように、風を吹く。でも、体が小さい分威力に劣る。

で、僕、なんか悔しくなって、その威力がアッちゃん、リッちゃんと同じじゃないって言うことが、なんでこんな時にそんなことを思ったのか、自分で分からないんだけれど、とにかく悔しくて僕

『ギャー』って、もの凄く大きな声で鳴いたんだ。そしたら、普通のカラスの動きが少し鈍ってように、僕らの目に映ったんだ。

『今、カラスの動きが鈍ったように見えた』って、リッちゃんが言うと

『そんな、気がした』、『何で』って、みんなも

『元ちゃん、なんかした』って、空君が僕に聞く

『僕、鳴いただけ』って、答えながら、僕の頭の中にカラスが催眠術にかけられていたとして、それを解くキーワードが僕の猫の鳴き声って言うことがありうるのかなって


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