リッちゃんは、少し怖い顔と強気な言い方をしながら、目にはいっぱいに涙を浮かべて、僕のことを大きな手でたたきながら、そして大きな舌で僕をペロペロ舐めながら

『僕、一人で頑張っていたよ。元ちゃん、元ちゃん、僕、ずっと泣かずに頑張ってきたよ』って、大きな赤ん坊のように、泣きじゃくってしまった。僕は、しばらくの間みんなには悪いけれど、リッちゃんを好きなだけ泣かせてあげようと思った。アッちゃんも、空君も、愛ちゃんも、そうしてあげてって目で合図してきた。

やっと、泣き止み落ち着いてきたリッちゃんに、僕は

『リッちゃん、そんな夢を見たいたのはてなマーク』って、聞いた

『うん、心配していたんだ、昨日もその前も見たよ。僕、みんな知っているよ。天使君も、ハスキーさんやミーコさんにボス猿さんも、みんなみんな知っているよ。元ちゃんが、ワープしてあのビルに着いたときに、おもいきり尻餅をついたことも』って、内緒にしていたことまで、バラされてしまった。トホホえっあせる僕は、気を取り戻して

『改めて、紹介するね。僕の弟のラブラドールレトリーバーのリッチ、リッちゃん、空君と愛ちゃんだよ』

『僕、元ちゃんの弟のリッチです。宜しくね。僕、ずっと待ったいたんだ、みんなが来るの。アッちゃん、久しぶり、僕、れいちゃんのことちゃんと約束守っているよニコニコ』って、リッちゃんが

空君と、愛ちゃんは

『こちらこそ、宜しく』って、言ってリッちゃんの頭を撫でた。

アッちゃんとリッちゃんは、少し照れながら、そう以前は二人とも顔を合わせると、喧嘩をしていたからお互いにばつが悪いんだと思うけれど、

『ありがとう、お母さんのこと、いつかちゃんとお礼を言わなくちゃって思っていたんだ』って、アッちゃんが言うと

『それは、お互い様だから、たまたま僕の蝋燭の炎が頑張っていてくれるから、出来ることで気にしないで。僕、れいちゃんのこと好きだし、それに、アッちゃんが使うことの出来なかった、補助用のリードなんか僕のとこるにあるんだ。そのうち、使うことになると思うよ。あと、ドライフードは、僕が食べれないのだったから友達の権蔵が、おやつも僕と権蔵でごちになったよ』って、リッちゃんが言うと、アッちゃんは

『良かった。お母さん、泣きながら僕が元気になったらって、いろんなもの買っていたの知っていたから、無駄にならなくて本当に良かった。お母さん、喜んでいてでしょ』って、リッちゃんはニッコリ笑って

『うん』って、一言うなずいた。そして、二人はお互いの鼻の頭がくっつく位に顔を寄せて

『これからは、お互いに力を合わせよう』って

『ねぇ、元ちゃん、忘れているよ。リッちゃんに預かってきた、ペンダントつけて』って、愛ちゃんが

『そうだ、忘れていた。リッちゃん、ドッグマザーから』って言って、僕の首から外してリッちゃんの首にかける。

『僕、このペンダントしていて平気はてなマークお母さんやお父さんに、どうしたのって聞かれたりしない』って、リッちゃんが心配そうに聞く

『大丈夫、リッちゃんがペンダントをしているのは、僕らだけにしか見えないから。僕らのことも、リッちゃんにしか見えないんだ。僕らからは、見えるんだけどね』って言う

『これから、僕はどうするといいの。僕は、勝手に家から出ることはできないよ。それに、みんなだって僕のことを見て、分かるだろう。思うように、走り回ることなんか出来ないんだ。ここの階段の上り下りだって、お父さんやお母さんに、抱っこしてもらわないと、恥ずかしい話きついんだ』って、リッちゃん

『リッちゃん、ペンダントの威力は凄いよ』って、空君が

『リッちゃんは、夜、お母さんやお父さんが寝ちゃってから、僕らと合流すればいいんだ。昼寝をいっぱいしていていると良いよ』って、僕が言うと、続きをアッちゃんが

『夜、幽体離脱をするんだ。じゃないと、夜中に陽子ちゃんやおじさんが、目を覚ましたりした時にリッちゃんがいないと不味いから』って、アッちゃんが

『幽体離脱、タッチみたいだ』って、リッちゃんの大きな声の独り言


                 続きはまた天使