この前、嫌味なウンチのお話をしたでしょ。今度は、下痢ピーになって円形脱毛症になった時のお話、猫だってなるんだ。僕はナイーブだからしょぼんある日、お母さんが「元ちゃん、お母さんがお仕事に行っちゃうと、何時も一人でお留守番していて、淋しいでしょ」「ちょっと、相談なんだけど、飼い主さんの都合で飼えなくなったネコさんがいて、困っているんだけど元ちゃんのお母さん、飼ってくれないかなって、お友達に頼まれたんだけど、元ちゃん、どうかなはてなマーク」僕はえっあせる内心、どう答えて良いのか分からなかった。だって、その子困っているんだもの、お母さんは、育ててあげようかなって思っているみたいだし、仲良くなれるといいなって思った。お母さんは続けて「その子は、元ちゃんと、同じくらいの年って言っていたよ」この時、僕は二歳前後だったと思う。そして「二、三日中に連れて来るね」って。そして、ついにその日が来たんだ。僕はいつものように玄関で、お母さんの帰りを待っていたら、その子を抱っこしてお母さんが帰ってきた。その子はお母さんに抱っこされたまま、僕を見て「シャーむかっ」と言った。僕も、その子を睨んで「シャーむかっ」と言い返した。多分、僕らはその瞬間から、仲良くは慣れなかったんだと思う。とにかくその子は、お母さんにべったりとくっ付いていて、僕がお母さんのそばに近づくと「シャーべーっだ!むかっ」って言う。お母さんが、その子に「駄目よ、元ちゃんと仲良くしなくちゃ」って言っても。お母さんが僕を抱っこすると、邪魔をする。「元ちゃん、この子が慣れるまで少し我慢して、お母さんは元ちゃんのこと大好きだからラブラブ元ちゃんは、お母さんの言うことわかるでしょ」って言われると、「うん」と言うしかない。お母さんがお仕事に行って、その子と二人っきりになると、僕のお気に入りの場所は取られるし、お腹が空いた時にと用意して置いてくれてる、ドライフードは一人で食べちゃうし、ベッドで寝ようとすると邪魔されるし、お母さんが帰ってくると、先に抱っこされようとする。僕は、我先にと言う性格ではないし、その内凄い下痢ピーなっちゃって、薬を飲んでのあまり効かず、一週間くらい経った時、お母さんは僕が円形脱毛症になっているのに気が付く。そして、これは無理だと、誰かこの子を飼ってくれる人を探さなくてはいけない。いろんな人に聞いた結果、前にお母さんの知り合いの人で、いっぱいネコさんを飼っている人がいたでしょ。その人が七も八も一緒、家で面倒見てあげる、ということになった。その子が、ネコいっぱいのおばさんのお家に行って、三、四日してやっと僕の下痢ピーは治った。でも、円形脱毛症が治るのには、随分時間が掛かった。そして、僕の生活も落ち着いた。お母さんは「二人に良かれと思ったんだけど、失敗でした。あの子にも元ちゃんにも、悪いことしちゃったね。本当にごめんね」って言って凄く、反省していた。


                    続きはまたクリスマスツリー