朝、目が覚めた時、僕は自分がどこに居るのか理解するのに、少し時間が掛かった。お母さんに「元ちゃん、おはよう音譜」って言われても、すぐには思い出せない。僕は、キョロキョロ周りを見まわして、猫のお母さんやお父さん、いつも重なり合って寝ているみんなのことやブリーダーのおばさんやおじさんのことを探した。いつも目が覚めると僕の横にはお母さんがいて、最初にお母さんのおっぱいを、両手でむにゅむにゅしながら、おっぱいをお腹一杯飲んでいたのにしょぼん僕は、昨日からのことを少しづつ思い出して来た。そうだ、ここはブリーダーのおばさんのお家じゃないんだしょぼん僕は昨日、お母さんのお家に連れてこられたんだ!?色んなことをはっきり思い出した。もう、猫のお母さんからおっぱいを貰えないんだ、もう僕は一人ぼっちなんだと思ったら、急に悲しいのと、お腹が空いたのが重なって、僕は「ミャーミャー」って泣き出した。あー、オシッコもウンチもしたいよー!!そうしたら、お母さんは僕を抱いて、クッキーの缶のトイレにちょこんと置いて、小さくかがんで「さぁ、オシッコしようか、ウンチもでるかなはてなマーク」ってにこって笑って言った。お母さんにじーっと見られながら、ちょっと時間がかかったけれどなんとか無事にトイレを済ますことが出来た。僕の手と足にはトイレの砂が付けていたから、お母さんが「元ちゃん、あんよに砂がついてる」って言いながら取ってくれた。それから、お母さんは僕に「元ちゃんお腹空いたでしょう、ご飯にしようか」って言って、ミルクを飲ませてくれた。お水も、コットンにひたして絞ってくれた。僕のご飯の後で、お母さんは、僕のことを膝の上に乗せて、自分がご飯を食べ始めた。お母さんは、いつも朝はトースト、ヨーグルト、コーヒー、日によってハムと目玉焼きなんかを食べている。そして、膝の上の僕に「元ちゃん、マーガリンなめてみるはてなマーク」って言って、舐めさせてくれた。これが、僕が始めて口にした人間の食べ物。僕はそれから、マーガリンとかバターが好きになった。さっぱりして、お腹もいっぱいになったら、少し落ち着いてきた。ニコニコそして、僕はまだ、赤ちゃんだったのでいつの間にか寝てしまっていた。


                   続きはまた星