選挙も終わったというのに7月の3連休は天候も不順でどこにも出かけなかった。
そして先週の土曜日。次男を部活に送り届けての帰途。外は快晴。
ムラムラムラムラ…
あり得ない。 これで家に居るなどというのはあり得ない。
オクサンも粗大ごみが居なくなることを期待している(笑)
なので、銀ちゃんに満タンを給油して、寝ていた三男を叩き起こすとそそくさと支度した。
しかし、どこに行くとも決めていない。
どうせなら、行ったことのないところがいい。
というので、道南の西海岸を目指すことにした。僕は寿都、島牧、せたなまでは行ったことがあるが、いずれも仕事だったし、追分ソーランラインは走破していない。
本当なら積丹から攻めるのだが、なんだかんだで札幌脱出が12時になってしまった状態でそれは無謀だった。とにかく小樽まで高速で行き、余市を過ぎて仁木でさくらんぼを買い、共和から276で岩内に出て、そこからひたすら海岸線を走った。
初日は最初は天気が良かったが、行くに連れて雲が多めに。
それでも弁慶の刀掛岩やら弁慶岬やら瀬棚の三本杉岩など変化に富む海岸線を楽しみながら、17時過ぎには大成野営場というところに到着。
ここは何の事はない、国民宿舎の裏がちょっとしたサイトになっているだけのアバウトなキャンプ場だったが、谷間のどん詰まりで用がある人しか来ないような場所。うちらの他に4人のソロキャンパー。バイクのナンバーを見ると広島、沖縄、大阪など。広島から来た女性ライダーは8月いっぱいかけて広島まで戻るんだとか。
例によってのDO料理。これは調理前だが2人でこれだからもうお腹いっぱいです(笑)


そして日は暮れて、翌日。
快晴!4時起床で昨夜の残りスープにチキンラーメンを放り込んで朝食を済ませ、撤収。7時10分出発。
親子熊岩

すごい。自然の造形でここまで似るとは。
更に先に行くと漁港。ここは熊石の関内漁港というらしい。ん?見れば釣り人がいて、なにやら釣り上げている。
まだ時間も早いし、幸い釣り道具は持っている。ちょっとやってみるか、ってんで港に車をすすめる。
地元のおっちゃんが寄ってきたので聞けば「マイワシ」だという。港の構内だが透明度が高く、群れがかなりいる。数週間前から群れが来ているのだそうだ。
おーし。幸か不幸か、サビキ仕掛けを持っているよ。(笑)
撒き餌はないんだけど、仕掛けを垂らすと来るわ来るわ。二人で実質30分位で15cmくらいのが18匹の釣果だった。
大いに満足してそこを後にした。
次なる目的地は江差。
ここは道内では最も早くに和人が入ったところなので名所旧跡が多いのだが、残念ながら本日は弾丸なのでほとんどパス。しかし、かもめ島にひときわ目立つマストを見たら行くしかない。そこは…

幕末の軍艦、開陽丸。
なかなかの勇姿である。1868年の箱館戦争時ここの沖に座礁、沈没した遺物を昭和50年代に引き上げ、船体はオランダに残されていた設計図を元に復元して再生した多くの遺品とともにこの地に展示しているのである。

木造船なので船体は完全に新たに再建したものだが、多数の大砲、砲弾、軍刀、銃器などが保存されている。
この船がもう少し生き延びていたら幕末の歴史も少しは変わったのかもしれない。
などとやっているともう時刻は10時半。
ルートを吟味したが松前は無理としても上ノ国から木古内へ出て函館にも立ち寄ることに。
上ノ国から木古内へ向かう道道5号というのは旧江差線の遺構がまだかなり残っている。結構細かいカーブの続く山道で、舗装はされているが道幅も狭く、なかなかタフな道だった。しかし途中では新しいトンネルが作られていて、そのうちだいぶ楽になることだろう。これは鉄路廃止と引き換えなのかもしれない。
昼前に木古内へ。立派な新幹線の駅とその脇にある在来線の駅、そしてその向かいに新しい道の駅。いろんなものが混在している町から海を見渡せば向こうにはもう下北半島。
228を函館に向かい、茂辺地から新道に上がる。ほどなく市内に入ったが降りてからが結構長い。北大水産学部の前を通って駅前を経由、函館山へ。
しかしこの日山の上はガスで残念ながら全く眺望がなかった。しかたがないので、中腹まで降りたところの一瞬開けたところで息子に写真を撮らせた。彼は今年の修学旅行で新幹線には乗せてもらえたが、その代償として函館は素通りだったのだ。
そして、もう一つのリベンジで、ラッキーピエロ本店(笑)。
テイクアウトにして車中で食ったが彼は相当気に入ったらしい。まあ、これだけでも函館まで来た甲斐はあったようだ。
イワシのバケツに氷を入れたり、帰りのガソリンを補給したりして、再び函館新道に上がったのは2時近くになっていた。本当は最終日の函館競馬場に行きたかったんだが、それをしていたのでは帰りが何時になるかわからず。
大沼公園ICから道央道だが、2車線で広いと思ったのは最初だけで、すぐに対面通行。しかも狭い。早朝からの行動が続いたせいで、眠気が襲ってきてやばい領域に入って来たので、八雲PA で20分程度の休憩を取ったが、根本的な解決にはならなかった。
どうも僕には北海道のこういう高速は合っていない。虻田洞爺湖まで我慢して230とも思ったが、もう辛抱できなくなって黒松内で降りてしまうことにした。
あんな道なら5号線のほうがよっぽどマシだ。
そして、それが歓迎されたのかどうか知らないが、高速を降りるまで今にも降りそうな曇天だったのが、みるみる晴れてきた。
羊蹄山が見える頃には快晴。

そうそう。こうでなくちゃいかん(笑)。この写真はもう18時近いのだが、とにかくこの時間帯、西日が羊蹄山やニセコ連峰を照らして美しかった。
ルートはニセコから道道66~97と276への近道を辿って喜茂別へ。
あとはいつもの道だ。
中山峠18:45

19:40帰宅。
後で気がついたが、手足が蚊に食われて偉いことになっていた。(^_^;)
油断してずっと半袖半ズボンだったから。後から痒くなるみたい。